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焼けあとのちかい」 ママの声

焼けあとのちかい 文:半藤 一利
絵:塚本 やすし
出版社:大月書店
税込価格:\1,650
発行日:2019年07月12日
ISBN:9784272408573
評価スコア 4.77
評価ランキング 684
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  • 「絶対」という言葉

    戦争を知らない世代です。
    ですが
    戦争のことを知りたくて、いろんな本を読んでいます。
    この絵本は、半藤一利が文を書かれたとのことで、手に取りました。

    半藤さん自身が経験した、東京大空襲の様子が描かれています。
    あまりにも淡々とお話が運んでいくのが
    よりリアルに感じられてました。
    実体験だからこそ、それを思い出すときは
    いくつになっても当時の目線になるのではないかというようなリアルさでした。

    最後に「絶対」という言葉がでてきます。
    焼け跡で感じた無力感や、信じていたものが崩れていく感覚に、
    「この世に絶対はない」という思いを抱くと同時に
    「絶対戦争をしてはならない」という思いを強くした
    少年時代の半藤さん。
    それを胸に刻んでの、その後の人生を思うと、
    これを伝えなければ!!という決意を感じるような一冊です。

    投稿日:2024/02/27

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  • 小学校4年生の娘と一緒に読みました。
    親の私も、もちろん我が子も、戦争を知らない世代なので、イラストのある絵本はとても理解しやすくわかりやすかったです。
    作者の体験談であることがリアルで心響きました。
    戦争を知らない世代だからこそ、私たちはこのような戦争の本を読み続け、戦争を起こさない気持ちを強く持たなければいけない、と改めて思いました。

    投稿日:2020/05/07

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  • 人間が人間でなくなる

    小5で東京大空襲を体験した作者のノンフィクションです。
    母から大空襲の話を聞いて育った塚本やすしさんが絵を添えています。
    下町の、ごくごく普通の小学生の視点から、
    戦争の気配、大人たちの様子、火の海を逃げ惑った実体験などが
    リアルに語られます。
    一瞬の判断で生死を分けた場面など、その真実が重いです。
    人間が人間でなくなることがよくわかると思います。
    だからこその、表題。
    小学校高学年くらいから、その訴えを受け止めてほしいです。

    投稿日:2019/10/19

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  • 後世に伝えるべき一冊

    著者の半藤さんの体験をもとにして描かれているお話です。
    読んでいると心が苦しくなってきます。
    空襲のシーンでは、これでもかこれでもかというほどの苦しみが次々に襲い掛かり・・・ 半藤さんが今生きていらっしゃるから、この男の子は助かる、ということが分かった状態で読み進められますが、そうでなければ、この男の子は死んでいてもおかしくない、と思えるほどでした。
    何とかお父様と再会出来たところでは、心から、本当に心から良かったと安堵しました。

    現代の子供達は、第二次世界大戦というワードを聞いても、ぴんとこない人も多いかもしれません。
    ですからぜひ、戦争の悲惨さという視点でこの本を読み、心に刻み付けて欲しいと思います。

    投稿日:2019/09/05

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  • 語り継がなければならない絵本

    • あのみさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子11歳、男の子3歳、男の子0歳

    インタビュー記事を読んでみて、気になって読んでみました。
    小学生の頃、平和学習ではだしのゲンのアニメを見る事がありました。その時はただただ怖い…という思いでした。しかし、この絵本を読んでただ怖いだけではなく、平和だった頃から戦争で徐々に色々な物や動物などの命がなくなっていく様子が描かれており、変わりゆく世の中が描かれていたので入り込みました。火の粉が舞う場面は切迫感があり、恐怖というよりも生きなければ??という気持ちが伝わります。
    この絵本を通じて、改めて戦争はしてはいけないと思いました。
    私の子供の通う学校では、平和学習をしていた夏休みの登校日がなくなり、授業内で行う平和学習もトラウマなどに配慮して戦争に関するテレビを見ることがなくなりました。このため、戦争はしてはいけない。という認識はあるものの 何故か という大切な所が抜けているように感じていました。このことから、子どもにこの絵本を読んでもらい、戦争とは…と、感じてもらえたらと思います。
    親子共々見る必要のある絵本だと感じました。

    投稿日:2019/08/14

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  • 考える

    東京大空襲の話。中学生の子どもの目線で描かれています。小さい頃から学校でもよく教えてもらっていた戦争の話。怖くて、可哀想で苦手な時間でした。けれど、その中を必死で生きていた時代に目を晒すのはいけないと思っています。歳を重ねて、戦争を知る人が減ってきても、忘れようとしてはいけないことです。試し読みで気になって見入ってしまいました。出会えて良かったです。

    投稿日:2019/08/07

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