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木を植えた男」 ママの声

木を植えた男 作:ジャン・ジオノ
絵:フレデリック・バック
訳:寺岡 襄
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1989年12月
ISBN:9784751514313
評価スコア 4.71
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みんなの声 総数 27
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  • 未来を見据えた行動に感動します。

    何十年もの間、あれ果てた土地に木を上続けた男のストーリーです。
    やがて森が再生し、大地がよみがえるという、盛大なストーリーになっています。
    未来を見据えて行動した主人公に頭が下がります。
    目先のことだけでいっぱいな現代の人々・日本の政治・・・色々考えさせられました。

    投稿日:2021/04/27

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  • 深い深いお話

    少しずつ少しずつ、木を育て、森をつくる。
    誰にも理解されなくても、地道に続ける。
    その様子が、少し怖くもあり、けれど、崇高な姿に感じられます。

    森が出来、人々の暮らしぶりが変わっても、気にすることもなく、淡々と森をつくり続ける。

    その姿に重なるのは何なのか。

    深く深く考えていきたい、味わい深いお話でした。

    投稿日:2020/01/26

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  • 感動

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子4歳

    フレデリック・バックの絵なのですが、
    絵本版ではなく、
    本の形で、文章も長かったので
    自分用に読みました。

    黙々と木を植え続けるって、簡単なようで、
    ものすごい孤独や不安と戦っていたのではないでしょうか。
    途中、そういう描写も少しあり、
    そこに人間らしさが出ていて、
    静かに感動しました。

    コツコツすることの大切さ、
    低俗でなく崇高な目標だからこそ人に感動を与えるのだと、
    いろいろ考えさせられました。

    投稿日:2019/07/26

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  • 人生をかけて

    「木を植える」
    その、簡単そうに見える作業が、どれほど大変で偉大なことか・・・この、お話を読めばよくわかると思います。
    木や自然があってこそ、私達人間も豊かに暮らせるのだということも、はっきり描かれていたと思います。

    投稿日:2012/11/08

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  • 諦めずに続ける

    諦めずに生涯を
    木を植えることに専念した男。
    命がけで木を植え続けます。
    時代は戦争、貧困さまざまなことがありますが
    考えを曲げずに行動。

    素晴らしいお話ですが、ちょっと教訓めいた感じです。
    文章も長いので、読み聞かせには大変かもしれません。
    大きくなって自分の考えが出てくるころに
    読むといいかもしれません。
    読んだ後に、自分自身の考えをもつことが大事です。

    投稿日:2011/08/20

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  • “あきらめない。”って、心が強いこと

     一人の若者が、フランスプロバンス地方の山深い地域に足を踏み入れ、出会った男の話。
     若者と男(エルゼアール・ブフィエ)の出会いから、34年間にわたる話です。

     厳しい環境に人間社会も荒廃し、自然も瀕死状態の中に男は住んでいた。
     家族を失い世間から身をひいて、孤独の世界へ。
    ゆっくり歩む人生に、喜びを見いだしていた。
     
     しかし、ここからが彼の人格をうかがわせる行動。
     
     ただのんびりと過ごすより、何か為になる仕事をしたい。
     木のない土地に良き伴侶をと考え、不毛の地に生命の種を植え付ける事を決意。
     気の遠くなるような作業を黙々とおこなう男(エルゼアール・ブフィエ)。

     無口な男の手と魂が、なんの技巧も凝らさずに、長い年月をかけ、作り上げたこの神の御業にも等しい偉業。 
     
     魂の偉大さのかげに潜む、不屈の精神。
     心の寛大さのかげに潜む、弛まない情熱。
     これらがあって、すばらしい結果がもたらされる。
     
     という、結びの文に感動してしまいました。
     
     色を失った世界の描写から、巻末に向かい明るいトーンの色が増えていき、生気と安らぎを取り戻した様子が美しい。
     圧倒される内容を臨場感たっぷりに、読者に伝えてくれる素晴らしい絵でした。
     
     “名誉も報酬ももとめない、おくゆかしい行いは後の世の人びとにあまねく恵みをほどこすもの。”
     
     という巻頭の文が、読後心にしみいります。
     
     「“あきらめない。”って、心が強くないとできないね。」と、息子がポツリ。
     一週間程連夜、読んでいました。

    投稿日:2009/10/06

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  • 小さなことからはじめよう

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    過去にアカデミー賞短編映画賞を受賞した話を絵本として新たに描き起こしたものです。
    なるほど、人を深く感動させる素晴らしいお話です。

    一人の人間の力などちっぽけで頼りないものと、はじめから何も行動を起こさない人は少なくありません。
    でもこの絵本に出てくる男の人は違います。
    毎日毎日、木を植え続けます。生き残れるのはそのうちのわずかだということを知りながらも。

    黙々と木を植え続ける男の行動力、信念に心打たれます。
    戦争で地球を汚していく多くの人がいるなかで、小さな力で美しさを取り戻そうとする気持ち。
    世の中の人がみなこの男のような気持ちを持っていたら、地球はどれだけ美しくなれるのでしょうか。

    男の努力は実を結びます。
    幸せな暮らしができる村の人々の影には、たった一人の男の努力が隠されているのです。
    小さなことからでも何かはじめよう。
    そんな気持ちにさせられます。

    投稿日:2009/03/14

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  • 一歩ずつ、確かな足取り

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    お話は、1913年にさかのぼります。
    旅人が、三日間、草木のまばらな荒地を歩き続けてたどり着いた村に、残っていたのは廃墟。
    そこで、ひとりの羊飼いの男が、ひっそりと暮らしていました。
    その男がやっていたのは、木を育てること。広い荒野に一粒ずつ種をまいていくことでした。
    気も遠くなるような作業。そして、必ずしも育つ保障はない作業。ただ黙々と、何の見返りも求めず、人々のために行うその作業にただただ感心させられました。
    どこか淋しげに思えるおじいさんですが、その木を育てる思いは、どこか子育てに似ているようにも思えました。
    何の見返りも求めず、多くの人のために行った行為、その精神を見習わないといけないなと思いました。
    暗い中にも、どこか光を感じさせてくれる背景描写にも、魅力を感じました。

    投稿日:2008/11/09

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  • 実在の人物ではないらしいけど。。。

    自分用に読みました。
    有名な本なので仕方なく読んでみた本ですが、実際よんだら、引き込まれました。
    人里はなれた辺鄙な場所にすむ老人。
    彼一人でいったい何ができるのか。
    彼は木を植えていた。
    一人で。
    黙々と。
    周辺でおきている いざこざに巻き込まれず、
    ただひたすら木を植えた。

    一人の男が 貫き通した信念。
    やがてそれは 人々に幸福をもたらすことに・・・
    最初のページから 息がつまりそうになりました。


    「人格者、それはこういう人のことだ」

    ちょっと気が重くなりそうな気がした。
    でも 惹きこまれる。
    偉業。
    それはこういうことかもな。感想を一言でいえば、こういうことです。

    ぜひ一度は読んでほしい本のひとつとなりました。

    でも実在の人物では ないんだって。
    なぁんだ、がっかり、なんて思わないで。

    たぶん、それは作者だけが知っている。。。

    そんな気がしました。

    投稿日:2008/05/30

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  • 信念をもつ

    この絵本には本当に大きな感動を与えてもらいました。
    一人の力なんて・・・。一人で頑張ったって・・・。
    そう思って行動に移せない。そんな事ってありますよね。

    でも木を植え続けた・・・。
    荒れ果てた土地は生まれ変わり暖かい町になった。
    感動と同時に何も行動に移せない自分が恥ずかしくなりました。

    一人の力は本当は大きいのかもしれない。
    そう、皆が思えたらきっと素敵な事世の中に変えられる。そんな気持ちになれる本です。

    投稿日:2008/05/28

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