「おなべふこどもしんりょうじょ わらべうたの「おなべふ」より」 ママの声

おなべふ、という童歌自体をこの本で初めて知ったのですが、YouTubeで童歌を聞いて、おなべふおなべふ、と占いをするのが子供たちはとても楽しかったようです。また、絵本の内容はやぎゅうさんらしく、よく分からないようで子供にはうけるものでした。

「お・な・べ・ふ…」って、初めて聞きました！
元は、簡単な性格占いらしいですが、このお話の中では、おくすり有無検査のようです（笑）

「なんじゃそりゃ〜」とツッコミたくなる結果ばかりですが、こんな検査が本当にあったら、病院に行くのが一気に楽しくなりそう！
この遊び、オリジナルで日常に活用できないかな〜と思いました。

最後に「午後の診察は3時からです。診察券は自分で作ってきてください。」と書かれていて、娘は「ほんとにつかえるかな？」と、ちょっと行く気になってました！（笑）

お話としては、全くお勉強にもならないし、

ずっとダラダラとふざけた話ですが、

子どもには大うけです。

かさぶたくんというお話を読んでから、この方の

お話にはまっています。

今回のお話は言葉遊びがテーマなので

病院の中のお話ですが、難しくありません。

病院が怖いというイメージはぬぐえると思います。

５歳長女が図書館で借りてきました。やぎゅうげんいちろうさんの「かさぶたくん」などもとっても好きなので、きっとこの絵が好きなのかな？でも「かさぶたくん」とは違ったわらべ歌のお話のようですが、とっても楽しんでいました。私も小さなときにお友達の腕に「おなべふ　おなべふ」とやった覚えがあるのですが、未だ何だったか思い出せず終わってしまいました。でも、昔ながらのわらべ歌は、子供の心をつかむ何かがあるんだなあと改めて思わされました。

作品の裏表紙を見ると、「日本傑作絵本シリーズ　４才から」と書いてあります。
いつも気になっていたのですが、出版社さんが書いているこの○才からという設定はどうやって決めているのでしょうか？

この作品は、わらべ歌をモチーフに診療所の先生が子どもたちと遊ぶという設定になっています。
個人的にやぎゅさんの絵本はわりと好きでしたが、このシリーズはちょっと苦手です。
なぜかというと、ワザとだと思いますが絵のデッサンがひどく崩してあって見づらいんです。
４歳児から読んでもらうことを意識して描かれているなら、もう少ししっかりとした見やすい絵を描いてほしいなぁと、思いました。

ただ、わらべ歌を紹介する絵本としては楽しい内容で、このわらべ歌を知らない世代の子どもたちにも、絵本を通じて遊びが１つ増えてくれると嬉しいです。

私も子供もこの絵本を読むまで「おなべふ」という言葉を知らなったのでとっても新鮮な感じがしました。とってもへんてこな診察をするお医者さんだったのですが、うちの子はこんなお医者さんに診てもらって、自分も「おなべふ」してもらいたくなっていたので、ママが変わりにして勘弁してもらいました（笑）