ふるかな ふるかな?(評論社)
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このお話は、主人公の少年が食べたり飲んだりしたものが少年の体のいt部となってずっと一緒にいられるっていう事を描いたお話でした。うちの子はこのお話を聞いて、「僕も今日パン食べたけど、お腹の中で生きてるの?」ってちょっとびっくりしたように聞いていました。それがかわいかったです!
投稿日:2013/09/16
シンプルな言葉、絵、ストーリー、構成。でも、とても哲学的ですね。はじめは、食育がテーマの絵本かなと思いました。食べものが次々でてきて、ぼくに食べられて、食べ物の形はなくなるけど、ぼくのなかにいる。という。途中、食べ物ではなく絵本がでてきて、より深い内容に…
投稿日:2022/01/30
とってもいい絵本だと思います。 ほくの体は一体何でできている? 朝食べた食パン、飲んだ牛乳。 そう、読んだ絵本もすべて 僕の中にあります。 僕の中で生きています。 何一つ無駄がなく ぼくが出来上がっていくことが この絵本をよんで分かります。
投稿日:2019/01/19
4歳向けです。詩のような絵本です。 ですが、よく読み込むと奥が深い詩です。 このことに気づくのは高学年10歳以上の子供たちかも しれません。 ぼくは牛乳やパンやリンゴです。そしてきみにとって どうなるだろうか?! とても味わい深い絵本だと思いました。
投稿日:2018/05/18
コップの牛乳を僕が飲めば,牛乳はなくなったように見えるけど,そうじゃなくて僕の体の中にいて,僕の体を作ってくれる. 本だって読んだら僕の頭の中に入って僕の心を作ってくれる. 言葉だって,言ってしまえばすぐに消えちゃうけど,うれしかった言葉,ショックだった言葉とか頭にしっかり残っていますよね.こういう言葉もその人自身を作っていく一つのものなんだろうなと思います. 私達の体や心はそうやっていろんなものからできているんだな〜ということを改めて考えさせられました. そう思うといいものを選びたいし,私達の体や心として頑張ってくれるものなのだから無駄にしちゃいけない,大切にしなきゃいけないですね.誰かに何かを与えるときもそういうことを常に考えなきゃいけないなと思います. いろいろと考えさせられる絵本でした.今度こどもと読みたいです.
投稿日:2016/06/02
哲学的な絵本でした。 作品の序盤の方で、 いくつかの食べ物が「ぼく」のお腹の中へ入っていくとき、 きみは ぼくが すき。 ぼくは きみが すき。…… あっ のまないで(たべないで) ぼくがいなくなっちゃう! というやりとりが描かれているので、感の強いお子さんに読む時はちょっと気をつけた方がいいかも…と、思いました。 高畠線の絵がサラリとしていて見ているだけで面白いので、一見4,5歳くらいから小学校の低学年向けくらいの作品にも見えますが、 やはり哲学をテーマにしているので、低学年のお子さんより高学年や中学生・高校生向きではないかな?と、感じました。
投稿日:2014/01/13
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