「まあちゃんのながいかみ」 パパの声

女の子向けの絵本です。
主人公のまぁちゃんの「もし髪が長かったら。。。」という空想を親子ともに楽しめます。
絵も丁寧に細かく書かれていて、そのたのしい空想を読者につたえやすくしています。
長い髪の空想は毎回2ページ分の分量で描かれるのですが、自分はせんたくものを干す絵がとても好きです。
このページだけでも絵本を見返したくなります。


父親の自分は、まあちゃんの考える長い髪の使い道に関心したのですが、
6歳の娘にとっては絵本自体のやや分量が少なくかったようでした。４，５歳のころに出会いたい本だと感じました。

　髪の短いまあちゃんが，想像します。長く伸びた自分の髪の事を。

　まあちゃんの空想が，本当に可愛らしい！長く伸びた髪を釣りに使ったり，洗濯物を干すのに使ったり・・・。子供の身近な事でありながら，大人が想像しないような夢が，とても楽しくなります。

　息子も，面白がって読んでいましたが，やはり髪を伸ばすという事は，女の子にとって特別な事なのかなと，感じました。（お母さんが読むと，この絵本への思いも，少し違うのかもしれません。）

まぁちゃんは、おかっぱだけど、
髪の長い友達二人が髪を伸ばすんだ、と話すのを聞いて
「私はそれよりもっと伸ばすのよ」って・・。
それからのまぁちゃんの想像力はすごい。
娘はこの本が大好きだけど、このぶっ飛んだ発想がおもしろいんだろうな。
「そんなに長くしたら困るでしょ？」という友達に、
「いやいや全然」と髪の長いメリットを話し始めます。
デメリットもプラス思考で乗り切るポジティブさというより、
まぁちゃんはすげぇ負けず嫌いなのかな。

おかっぱあたまのまあちゃんが想像する髪を伸ばしたときの姿は奇想天外。選択ひものように洗濯物が干せたり、森の木のようにいろいろな動物たちが住んでいたり……
この絵本を読んだら、まあちゃんが言っているように髪を伸ばしたい！とみんな思ってしまうのではないでしょうか？
とっても楽しい絵本です。

長い髪の使い道について語り合う三人の女の子の、ほのぼの
としたやりとりがほんとに楽しいです。
髪の毛で釣りをしたり洗濯物を干したりとワクワクしてくる
アイデアが満載で、限りなく広がるまあちゃんの想像力は
脱帽ものです。
自分達の思うまま言葉を交わして「それってたしかにとって
もいい」とみんなで歩いていく場面がとても印象的でした。

意見が食い違ったまま話が終わる時もあるでしょうが、子供
達にもこんな友達といろんな話をして貰いたいものです。

お気に入りの場面
娘：１０にんのいもうとが、せっせととかしてくれるわけ
僕：それってたしかにとってもいい

子供心をよく表している作品だと思います。
とんでもなく長い髪を真面目に語るまぁちゃんがとても可愛いです。
まぁちゃんの友達が、娘と同じ名前だったこともあり・・・娘のお気に入りの作品の一つになっています。

絵本が届いたときは、女の子向きと思っていた私ですが、
子供にとっては関係ないみたいですね。
長い髪でつりをしたり、洗濯を干したり、とても楽しい。
絵本の時間には必ず持ってくる１冊になりました。
３歳の息子のヘアースタイルは丸坊主。
まあちゃんの長い髪に憧れ髪を伸ばすと言い出しました。
まあちゃんのように長い髪でつりをするのが夢だそうです。
すぐには伸びない髪の毛を毎日さわっています（笑）