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都会のワニ

都会のワニ(小学館集英社プロダクション)

都会に生きる孤独なワニの姿を通じて「自分の在り方」を問いかける“あなた”のための物語

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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

LIFE(ライフ)」 パパの声

LIFE(ライフ) 作:くすのき しげのり
絵:松本 春野
出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2015年03月
ISBN:9784907613051
評価スコア 4.79
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  • Lifeという店

    自分の生活で不要になったものを置いて、欲しいものを引き取っていく。
    人生の中のリユースのお店という発想が素晴らしいと思います。
    大事なものだから捨てられない。
    誰かにとって大事さを受け継いでもらう。
    なんだか、いろんな人の人生の輪が拡がっていくようで、心がほっこりとしてきました。
    おばあさんの置いていった花の種が、町中に咲いている風景は圧巻です。

    投稿日:2015/05/09

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    4
  •  東日本大震災のあと、私たちは「絆」という言葉をよく口にしました。けれど、あれから数年経って、その言葉もあまり聞かれなくなりました。
     でも、「絆」ってそんな流行に左右される言葉なのでしょうか。
     2015年3月に出版されたこの絵本を読んで、久しぶりに「絆」という言葉を思い出しましたし、「絆」とはつながっていく思いのことなのだと今更のように気づかされました。

     小さな町のはずれにある「Life(ライフ)」という店。
     この店では「だれかが何かをおいていき、そして何かを持ってかえる」ことになっています。
     そんなお店におじいさんを亡くしたおばあさんがやってきます。
     おばあさんがおいていったのは、「春にさく花の種」。
     そして、おばあさんが持ちかえったのは小さな「写真立て」。
     次のお客は、おばあさんがおいていった花の種を手にして、とどんどんつながっていく物語。
     その先、次の春、おばあさんがおいていった花の種はたくさんの花になって、おばあさんを包みます。
     これは、そんな美しい物語。

     おばあさんに光をあてればそんな物語が出来上がりますが、きっとこのお店を訪れたすべての人にも物語があるのでしょう。
     いえ、この絵本を読んでいる私たちにも物語があります。
     だって、この絵本こそ、「絆」そのものだから。
     まさに「Life(ライフ)」こそが「絆」なのです。

    投稿日:2017/11/19

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