新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ぼちぼちいこか」 パパの声

ぼちぼちいこか 作:マイク・セイラー
絵:ロバート・グロスマン
訳:今江 祥智
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1980年06月
ISBN:9784032012309
評価スコア 4.62
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  • 翻訳がすばらしい

    今江祥智さんが訳で本領を発揮してくれました。
    かば君はいろいろなことに挑戦するけれど、失敗してばかり。
    それでもめげない素晴らしい精神力の持ち主なのです。
    失敗してばかりだけれど、なんだか楽しいのです。
    それは「ぼちぼちいこか」という気持ち。
    現代は「かばに何ができるか」ぐらいの意味なので、ほんとうに「まあええやないか」と思える内容には思えないのですが、とにかく、今江さんの語りで、かば君はへこたれるところを知りません。
    幼児向けかもしれないけど、多少挫折を経験始める年にも救いの絵本ではないかと思います。

    投稿日:2012/08/31

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  • 大阪弁がピッタリの絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    マイク・セイラーと言えば「わゴムはどのくらい のびるかしら?」がスケールが大きくて楽しめた作品でした。
    今回の作品は、大阪弁の訳がついています。

    お話は、かばくんが、色んな職業にチャレンジするのですが、ことごとく失敗してしまうというもの。
    だからこそ、ぼちぼちいこかということになるのですが、正に大阪弁の大らかさがピッタリのお話です。

    エアブラシを用いたような絵は、とても発色が綺麗なので、子供の目を惹くこと間違いなし。
    かばくんも愛嬌のあるキャラクターとして描かれています。

    気おらず気軽にパパが読み聞かせするには、うってつけの絵本だと思います。

    投稿日:2010/09/25

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  • 入門書として、教科書として

    • 赤かっぱさん
    • 40代
    • パパ
    • 大阪府
    • 女の子3歳、男の子0歳

    「娘に将来読み聞かせをしよう」との思いで最初に購入した、我が家の記念碑的絵本です。
    初めてこの本を娘に読んだのは生後三ヶ月のねんね時代で、読み聞かせの体をなしていませんでした。その後、自らリクエストをして『読み聞かせ』をせがむようになったのが、確か一歳三ヶ月位の頃だったと思います。この絵本に描かれたいろいろなものを、知識として吸収し始めていた時期です。
    この本は原作タイトルが’ What can a hippopotamus be?’というアメリカの絵本です。オリジナルを手にしたわけではありませんが、どうも普通の文体で書かれていたものを、訳者が関西弁に翻訳したものだそうです。そうでもしないととぼけたカバ君の表情や仕草とマッチしなかったということでしょうか?アイデアとしては面白いですが、好き嫌いがはっきりする上に、関西出身以外の方には読み聞かせることが難しいくなるのでは思います。私は関西弁ネイティブなので、この絵本を読み聞かせるのに何ら苦になる点はありませんでしたし、むしろ関西弁で書かれていたことが購入のきっかけになりました。
    お話はシンプルで、活字も少なく、テンポ良く展開することから、小さいお子さんでも退屈せずに聞くことができるはずです。読み聞かせの初級本といったところでしょう。また自分で読むことも容易な部類の絵本だと思います。ただし、やはり関西弁が理解できないと・・・。
    絵もシンプルで、独特の雰囲気があります。これも好き嫌いがはっきりする点でしょう。個人的には「あっさりしすぎかなぁ」という印象ですが、それでもカバ君のユーモラスな雰囲気がしっかり伝わってくるところは見事です。
    いろいろな職業を転々とした後、原点に帰るかのように「ここらでちょっとひとやすみ。ま、ぼちぼちいこかーということや。」で締めるあたりは、どちらかといえば子供よりも大人の心を捉えるのではないかと思ってしまいます。あるいは、失敗してもあきらめない気持ちや、行き詰まったときに一息つく心のゆとりといった、何か生き方のようなものを子供と一緒に語り合う教科書としても使えるのかもしれません。そう考えると、意外と長く使える一冊かも。

    投稿日:2007/04/18

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  • 関西弁はむずかしい

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    かばくんがいろんな職業にチャレンジします。でも失敗ばかり。それでもめげないで次々とチャレンジしていくかばくんはエライ!。
    関西弁なので、読むのがちょっと難しい。自分が関西弁がしゃべれたなら、この本の良さをもっと子どもたちに伝えることができるのにと残念に思います。読み聞かせのときは、かばくんがチャレンジしようとする場面と、チャレンジしたあとの場面の間のとり方に気をつけると良いと思います。

    投稿日:2006/10/21

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  • 元気が出た

    • ひあひめさん
    • 30代
    • パパ
    • 長野県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    つらい出来事が続いた時に、子供が図書館で借りてきて読んだのを思い出しました。何が何でもがんばらなくてはと、思い込んでいたこともあり、なんか肩の力が抜け本の通りぼちぼちいこかと思いました。何事も焦らずにですね。いまはまい本を購入しました。子供たちにもかばのように、いろいろチャレンジしてぼちぼちいこかと思えるよう見守っていきたいです。この本を見つけてくれた子供に感謝です。

    投稿日:2005/07/23

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  • 失敗してもくじけない

     かばさんが、いろんな職業に挑戦するけど、体の重さ、ちからがあることなどが災いして、失敗を繰り返すという話。
     でもくじけない。いい考えが浮かぶまで一休みというところが言いたいことでしょう。関西弁で面白いです。だから雰囲気が和らいでして良い味の本になっていると思います。
     でも1つ疑問。失敗の原因が肉体的要因というのはちょっとねー。いまどきはやらないでしょ。20年前のホンだからねー。同じエンディングで内容を改定してみたら、よりいいんじゃないかと思います。
     子供に読んでやるときは、そのあたり割り引いて。

    投稿日:2004/11/03

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  • 息子は何にチャレンジするのでしょうか?

    • トータンさん
    • 40代
    • パパ
    • 兵庫県
    • 男の子5歳、女の子2歳

    書店でこの本を見つけた時、お父さんが気に入りました。絵本に関西弁!!おもしろそうだと思い、早速、子供に聞かせると、すぐに気に入ってくれたようで・・・何度も何度も読んでとせがまれ、文字も読めないうちに、自分で話をしてくれるようになりました。そして、息子は、何度読んでも最初聞いたときのように笑っています。どうして、子供がこんなに気に入ったのだろうかと考えると、話が簡単、終りがはっきりしている、絵がきれい、キャラクターがーおもしろい・・・良い絵本はすべてそうでしょうけれど、この絵本は、単純明快にそれを教えてくれます。子供には、そんなことがすぐにわかるのだと思います。この絵本は、なんでもチャレンジしているカバが主人公ですが、息子もいろいろなことにチャレンジして失敗してもあせらずじっくりと人生を送ってもらいたいと思います。

    投稿日:2003/07/03

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