新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

さがしています」 その他の方の声

さがしています 作:アーサー・ビナード
写真:岡倉 禎志
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2012年07月20日
ISBN:9784494007509
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,316
みんなの声 総数 20
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

3件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 忘れては、いけない事。

    • みつばぁばさん
    • 40代
    • その他の方
    • 愛知県
    • 女の子18歳、女の子16歳

    絵本は、楽しいですね。いろんな世界を見せてくれます。
    おばちゃんは、大好きです。
    でも…この絵本は、決して楽しくは ありません。
    おばちゃんは、広島出身です。
    だから 「語り部」の方から聞いたことがあります。
    昭和20年8月6日 広島市内に原子爆弾が投下されました。
    多くの大人も子どもも動物も草花も 一瞬にして
    命を奪われてしまった悲しい出来事です。
    この絵本は、持ち主を捜しているメガネや鍵、お弁当箱たちの声が
    聞こえてきます。
    戦争を知らないからこそ、今が平和だからこそ
    この絵本を開いてほしい と思いました。

    投稿日:2013/07/06

    参考になりました
    感謝
    1
  • アーサー・ビナードさんは アメリカで生まれた詩人

    その彼が ヒロシマに落とされた 原爆の恐ろしさを 私たちに 語り部を通して 写真で伝えてくれています

    本当に かなしいです
    時計のはりが
    丸焦げの お弁当箱
    革靴が えっ? 義歯が 
    ビー玉が 非常袋が  眼鏡が 軍手が ワンピースが 鉄瓶が 学帽が  鍵束が  日記帳が  人影の石の階段が

    語り部さんたちは どんなに辛い思いで 語ってくれたのでしょう

    一瞬にして 人々の 普通の暮らしが 丸焦げにされたんです

    なんと 恐ろしい 原子爆弾  8月9日には 長崎にも落とされました
    戦争のこわさ 原子爆弾のおそろしさ  涙が出てきます
    この本を読んでいると

    二度と戦争はしてはいけません!
    それを 私たちは 肝に銘じ 伝えなくてはなりません!

    投稿日:2019/08/31

    参考になりました
    感謝
    0
  • モノが語るピカドンの悲劇

    灰色の表紙に「さがしています」の文字。
    他の絵本とは違う、静かな雰囲気にゴクリ…。
    読んでみると、”ピカドン”が語られた絵本でした。

    小学校の頃は戦争について学ぶ時間が多く
    「はだしのゲン」などの戦争の本も積極的に読んでいたど、、
    そういえば大人になるにつれ”戦争”から離れていたなーと。

    改めて、ピカドンの恐ろしさを感じました。

    この本は、ピカドンに遭った方の持ち物がその被害について語っています。

    止まった時計、
    黒焦げのお弁当、
    焼けて何も見えないメガネ、、

    モノが語るからこそ、そのときのイメージが広がる。
    原型を留めているモノとそうでないモノの写真が、リアリティを感じさせる。

    胸はグッと締め付けられるけど、大人にも子どもにもぜひ読んでほしい。

    自分の家の時計は、自分達を見て何を感じているのかな?
    そんなことを考えてみるといいかもしれません。
    きっと、ピカドンがもたらした悲劇をより理解できると思います。

    投稿日:2013/06/15

    参考になりました
    感謝
    0

3件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / バムとケロのそらのたび / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり / バムとケロのさむいあさ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • どひょー
    どひょー
    出版社:絵本館 絵本館の特集ページがあります!
    おすもうさんは おどろいた どひょうが いなくなっちゃった! どこいったぁ〜?


人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(20人)

絵本の評価(4.67)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット