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おだんごころころなかなかよいと思う みんなの声

おだんごころころ 作:大川 悦生
絵:伊勢英子
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,100
発行日:1980年
ISBN:9784591016701
評価スコア 4.33
評価ランキング 15,293
みんなの声 総数 8
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  • 類話はいろいろあるけれど

    だんごが出てきて、地蔵様が出てきて、鬼の昔話で…。
    そんな語りで始まるこのお話は、語り部が目の前の子どもたちに語りかけるような、味わいと温もりとユーモアがあります。

    民話ですから、似たような話はいくつも読みましたが、この文章にはストーリー以上の深みを感じます。
    方言も良いですね。
    おじいさんを表現する言葉の使い分けも細かい配慮を感じますし、ニワトリの鳴き声も「コケコッコー」ではないけれど、声に出して読んでみると確かにニワトリの鳴き声です。
    なんだか、いろいろな発見がありました。

    対比される隣のじいさんの描き方も良いですね。
    鬼の子どもが可愛らしいですね。
    隣の爺さんには厳しい現実が待っているのが定型ですが、このお話では、その後のおじいさんがどうなったか、想像させるだけで終わってしまいました。
    心憎いばかりの構成で、とても余韻があります。

    ただ、伊勢英子さんの絵には違和感を覚えました。
    伊勢さんが描く絵は、感情たっぷり、芸術性たっぷりの印象があります。
    とても洗練されていて、私の好きな絵本作家の一人なのですが、この本に関しては持ち味が出ていない。
    中途半端というか、話に負けてしまっているというか、伊勢英子ファンにはちょっと物足りない絵本になっていると思います。

    投稿日:2012/04/18

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  • はじまりが いい とんとんむかしを きかせると しよう。
    リズムがいいですね  方言も その土地の人に読んでもらえたら 心地よく聴けるでしょうね(昔話は 耳から聞くといいでしょうね)

    お話に登場する貧乏な じさまとばさまは 優しくて 誠実なんですね
    おじぞうさまも ご存じなのです(顔も丸くて優しそう)

     おじぞうさまが 教えてくれる通りにするとね。 おじぞうさまの頭の上にのるのは 気がひけますよね(あれあれと 思いながら ハラハラしました)
    でも おじぞうさまの言うとおりにして  鬼から宝物をもらえたの

    でも となりのじいいさま 怖い顔で 意地が悪そう
    この対比は 昔話の定番ですね
     
    伊勢英子さんの絵は、おじいいさんのちがいがみごとに描かれてます

    鬼の子供のこと笑った意地悪じさまですが (私もちょっと笑えました)
    最後のおにのこどものかお 見てござれって言ってるみたい
    ちょっと 意味深で〜すよ

    この絵本は絵が語る絵本のよさだと思いました                              でも・・・やはり 語りで聞きたいお話です  

    投稿日:2012/01/10

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  • こんなところにもいせひでこさん

    絵がいせひでこさんだったので読んでみたくなりました。

    「ルリユールおじさん」「大きな木のような人」などいせさん単独の絵本と、こうした挿絵でお目にかかるいせさんの絵はどこかタッチが違います。

    おだんごでなくてにぎりめしのお話で同じような展開のお話を読んだことがありました。

    こういうお話を読んでいると、欲をかいたり不誠実なことはだめなんだなあと思います。

    先はどんな展開になるか想像はつきますが、民話は民話のおもしろさがありますね。

    息子と楽しく読めました。

    投稿日:2009/11/09

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  • 「良い」と「悪い」おじいさんでワンセット

    • doruさん
    • 40代
    • その他の方
    • 兵庫県
    • 姪7歳

    姪っ子に素朴な民話もいいと思って私が図書館で選んだ本です。そうしたら最初読む時東北弁でちょっと難しいなァと思っていたら話の面白さに夢中になり、何時の間にか気にならなくなっていました。
    物語は、最初おだんごをころころと転がしてしまって深い穴の中にいれてしまいます。それからおじぞうさんに供えて、おにから宝を貰って良いおじいさんの番が終わります。次に悪いおじいさんがでてくるのですが、昔話の定番でヒドイ目にあいます。
    「良い」と「悪い」二人のおじいさんがいるからこの物語はめりはりができていいのですよね。
    今度はまた違った昔話を姪っ子に読んであげたいと思います。

    投稿日:2008/03/12

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