適度な繰り返しと、会話のテンポがとてもよくて、
読んでいても聞いていても、とてもしっくりきて気持ちがいいのが
かがくいさんの作品です。
また、会話がぷっと笑えるんですよね
たとえば・・・
100羽のウサギの分の耳かきをひょうすけが一生懸命運んできた場面。
「せんせい、まえが みえませーん」
「わしも ひょうすけが みえん。」
など、絶妙です。
また、繰り返しなんだけど、ただの繰り返しで終わらず、
必ずオチがあったり、意表をついたり。
これもかがくいさんのすごいところ。
最初はぞうさん。それからただのうさぎじゃなくて100羽のうさぎ。
じゃ、次は?
なんと透明人間。しかも、その正体は!?
面白かったです。