純粋にストーリー展開が面白かったです。
女の子(フライラ)が見つけた「小さな動くひょうたん」。それは、最初はコロコロと自分の後を付いて回るかわいいペットのような存在でした。が、そのひょうたんはあっという間に本性を出して、フライラに文字通り食いついてきます。
実はこのひょうたんはひょうたんに姿を変えて、(人間を含む動物を)油断させて食べてしまう「大食いひょうたん」というこわ〜い化け物だったのです。(なんだか、まんまのネーミングですよね。^^;)
そして、あわや!というとき、フライらを救ったのは、彼女がかわいがっていたヤギだった。というお話でした。
ヨーロッパなどのお話には、ヤギが正義の味方(理由はともかく、みんなをひどい目にあわす怪物をやっつける役)で出てくるお話が割りとたくさんありますが、アフリカにも、このような「正義の味方的ヤギ」が登場するお話があったんですね〜。
それともどこかに元があって、それが行商などで各方面に伝わり、その地方の土地側に合わせて形を変えたのでしょうか?(時間があったら、そういう伝承とかの起源もじっくり調べてみたいです)