新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

福音館文庫 くまのパディントン パディントンの本(1)自信を持っておすすめしたい みんなの声

福音館文庫 くまのパディントン パディントンの本(1) 作:マイケル・ボンド
絵:ペギー・フォートナム
訳:松岡 享子
出版社:福音館書店
税込価格:\660
発行日:2002年06月
ISBN:9784834018028
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,492
みんなの声 総数 4
  • この絵本のレビューを書く

自信を持っておすすめしたい みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

4件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • くまのめんどうをみます

    以前、ロンドンのパディントン駅構内にて「パディントングッズ」を
    売るお店を見た時に、「ああ、くまのパディントンにあやかってこうい
    うお店を出しているのだなあ」と思ったのだけれど実は逆でした。

    あの時はこの物語を読んだことがなかったから。
    あの時、読んでいなかったことが悔やまれる。

    読んでいたならば、「どうぞこのくまのめんどうをみてやってください。
    おたのみします」と書かれた荷札のような紙を首から下げた小さなくま
    が駅の片隅にいないかきっと探したのになあ。

    私達はその後アフリカ行ってまたロンドン帰ってきて、それからニュー
    ヨークに行ってやっと日本に帰るという旅の途中であったからこぐまを
    連れての旅はおそらくハードだっただろうからいなくてよかったのだろ
    うけれども。

    パディントンは本人(本くま?)言うところの「暗黒の地ペルーからの
    密航者」だ。ペルーのことをそんな風に言うなんて、いかにもイギリス
    の作家が言いそうなことだなあと思った。ペルーでずっと一緒に暮らし
    ていたルーシーおばさんがリマにある老くまホームに入ることになり、
    ひとりで生きていかなければならなくなったのだ。

    リマかあ。このお話が書かれた時代はきっといい街だったのだろうけれ
    ど、私が旅した時は(ニューヨークから南米行ってまたニューヨークに
    戻ってきてそれからこのロンドンにやってきたのであった。もう二度と
    こんな落ち着きのない旅はしたくないのであった)とても治安が悪く、
    「首絞め強盗」もよくあったので、あまり印象がよくない。ルーシーお
    ばさんは大丈夫かしら?老くまホームの中にいる分には安全なのか。

    パディントンはかわいい。
    とてもかわいい。
    だいたい私は動物が大好きだから、かわいいに決まってるんだけれど、
    とにかく「生まれてはじめて」のことばかりで、興奮したりとまどった
    り喜んだりしながら、優しいブラウンさん一家と一緒に暮らすのだ。
    またパディントン駅に行きたくなってしまった。

    娘ももうちょっと大きくなったら読んでほしいな。

    投稿日:2010/09/02

    参考になりました
    感謝
    1
  • 海外文学作品に触れる楽しさが感じられる。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子6歳、女の子2歳

    南米のペルーからロンドンにやってきたくまのパディントンは、ひょんなことからブラウンさんの一家と暮らし始めます。パディントンはたちまち街の人気者になります。長年愛されてきたお話なのも頷けます。文章量はありますが、何日かに分けて最後まで娘と読みました。海外文学作品はその国、その時代背景に触れることができ、現代日本文学作品とは違った楽しさを味わうことができました。

    投稿日:2022/08/31

    参考になりました
    感謝
    0
  • 読んでみる価値はあるかも!

    同じ福音館書店さんから単行本「くまのパディントン」が出ていますが,こちらは文庫本「くまのパディントン」です。
    小学校中学年のお子さんの一人読みにぴったりではないでしょうか。
    児童書の醍醐味とも言えるゆかいなお話満載ですね。

    投稿日:2018/10/18

    参考になりました
    感謝
    0
  •  世界で一番有名なクマといえば、フィギアスケートの羽生結弦選手も大好きな、あの黄色いクマ、「クマのプーさん」だろうか。
     原作はイギリスのA・A・ミルンが1926年に発表した児童文学。
     実はもう一頭、世界中から愛されているクマがいる。
     それが、マイケル・ボンドが1958年に発表した、これもイギリスの児童文学である。
     日本で松岡享子さんによって翻訳されたのが1967年。
     以来、パディントンはプーさんにまけないくらいの人気者なのだ。

     このパディントンという名前はイギリスの駅名からつけられている。
     最初このくまをブラウン夫妻が見つけたのが「パディントン駅」のプラットホームだったから。日本でいえば、「シブヤ」とか「シンジュク」なのでしょうか。
     偶然出会ったこのくまはなんと英語が話せるのです。しかも、「暗黒の地ペルー」から密航してきたというのです。
     そこでブラウン夫妻は自宅にこのクマを連れて帰ることになります。
     いくら英語が話せるといっても、しょせんくま。
     やることなすこと、大騒ぎのたねをまいているようなもの。
     それでもブラウン一家は決してこのくまを家から追い出そうとはしません。
     なんとも幸福なくまであることはまちがいありません。

     それにしてもイギリスは児童文学の宝庫です。
     子どもの頃から、こんなにかわいいくまが何頭もそばにいるのですから。
     きっと「プーさん派」とか「パディントン派」とかあったりするのでしょうか。
     そうやって教室にたちまち騒動がおこるのも楽しそうです。

    投稿日:2018/03/27

    参考になりました
    感謝
    0

4件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(4人)

絵本の評価(4.6)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット