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やなせたかし おとうとものがたり

やなせたかし おとうとものがたり(フレーベル館)

アンパンマンの作者やなせたかしが弟・千尋との思い出を綴った幼物語。

  • 泣ける

しあわせの石のスープ自信を持っておすすめしたい みんなの声

しあわせの石のスープ 作・絵:ジョン・J・ミュース
訳:三木 卓
出版社:フレーベル館
税込価格:\1,540
発行日:2005年01月
ISBN:9784577029664
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,222
みんなの声 総数 29
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • 他人と触れ合う楽しさや喜び!

    中国のお話です。

    食べ物がなくなったり、洪水になったり、戦争で酷い目にあったり

    してきたので、人々の心が疲れきっていたので、人を信じれなか

    ったり、隣の人の心まで、疑うようになっていた村人です。

    でも、初めは、石3つと大きな鍋で作るスープに、興味を持って

    人々が食材を持ち寄って美味しい旨いスープが出来ました。

    人々が幸せに生きる生き方を教えてくれたお坊さんでした。

    スープというのは、いろいろなものをいれなければ、味のいい

    スープにならないこと、他人と触れ合う楽しさや喜びをスープ

    を一緒に食べることで学びました。

    投稿日:2019/05/11

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  • 中国版石のスープ

    ヨーロッパの「石のスープ」もいろいろありますが、この中国版の「石のスープ」は独特にアレンジされていて楽しい作品です。
    お坊さんたちが作る石のスープが、村人たちの親睦を作り、しあわせな村に変えていくのです。
    今まで、ずる賢いスープづくりを見ていただけに、お坊さんたちのスープづくりがとても清らかに感じました。
    基になる話が同じでも、こんなに変わるものだと感心します。

    投稿日:2018/03/01

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  • 人とわかちあうことが幸せの始まり

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    登場するのは灰色の服をきた3人のお坊さん。
    表紙をめくっても色はありません。
    娘達が自ら手に取ることはなかった絵本かもしれません。

    「人を幸せにするものは何でしょうか」と若いお坊さんがたずねます。
    その答えがきっと見つかるはずだと思ったのか
    娘達は最後までじっと聞き入っていました。

    旅人を寄せ付けない灰色の村で
    お坊さんが石のスープを作り始めると
    勇気ある女の子が石と鍋を持ってきます。
    鍋から煙が出始めると次第に人が集まり、
    それぞれが材料を持ち寄ります。
    それまで人のために働くことのなかった村人が
    みんなで作るスープを旨くするために力を合わせ始めたのです。

    答えは見つかりました。
    幸せは石のスープをつくるのと同じくらい簡単なことで
    誰もが平等に得ることができるものなのだと思いました。

    投稿日:2011/09/07

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  • 思い出した・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    このお話を読み始めて「おやっ、以前も似たような、スープのお話あったな・・・」と
    そうそう「オオカミと石のスープ」だ!

    でもあっちはオオカミの本位とは別な方向性のようでしたが、こちらはまったくもって、3人の僧たちの「智慧」からの発想です

    本来「智慧」とは人を幸せにするために使うものだとこの絵本を読んで確信します

    他力よりも自発能動的な行動を、何かのきっかけで起こさせることが大事なんですね

    一人の勇気ある少女の存在が、光ります

    やっぱり子どもって可能性を無限に持っているんだと思います

    投稿日:2011/08/21

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  • おいしいのは

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、男の子8歳

    石でスープができるのかしら?
    中国のお話です。
    お坊さん達旅人が立ち寄った村では、誰も歓迎してくれません。
    冷ややかな空気…。誰もが知らん顔。

    お坊さん達は、幸せを知らない村人に石のスープを作ってあげることにしました。
    いったいどうやったら石でスープが?
    どうしたら幸せになれる?

    お坊さん達の優しい気持ちが、頑なな村人の心に伝わり、
    とても美味しいスープができあがりました。
    村人達の幸せな時間もできました。
    心の芯までポカポカ暖まるスープとなりました。

    高学年向けだと思いますが、読み聞かせで読みたいと思いました。

    投稿日:2011/05/20

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  • お坊さんが教えてくれたしあわせ

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子9歳、男の子7歳

    「石」のスープと聞いて、私も興味がわいて読んでみました。

    初めに石を入れるのですが、やはり石だけでは、なんだかつまらないですよね。

    初めは野次馬だった村人が、スープを作っているところを見ているうちに、自分の家にあるものを持ち寄ってくるのです。

    みんなが少しずつモノを出し合って、いまかいまかとスープが出来るのをまつ光景は、まさに幸せそのもの。

    みんなで一つのものを分け合って食べることは、一番のごちそうであり、幸せであり、尊いことだなあと思いました。

    良いお話なので、子供たちみんなに聞かせたいです。

    投稿日:2010/07/28

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  • 中国のおはなしです
     
    お坊さんが 三人出てくるのでどんな話か楽しみでした

    万里の長城を歩いて旅しているのです墨絵のような 山の美しさにも魅力を感じました。

    すると 次のページは なんと いろんな人が表情もさめた様子
    おもしろい絵本だな〜と ますます おもしろく思えてきました

    お坊さんの顔が なんとなく日本のお坊さんの表情なのです・・・
     
    作者のジョン・J・ミュース氏は アメリカの人だったのですね
    日本で石の彫刻を学んだと言うことにも このお話の 意味が分かります

    石のスープという お話は どこかで聞いたことがありますが・・・

     作者は中国のお話として展開しています

      このお坊さんの知恵のすばらしさは  さめた人々の心を 変えたのですね!
     
    石でスープ?  でも人々が 興味を持ち 女の子が大きなお鍋をもってきて つぎつぎに みんなが 興味を持ち 自分の家にある野菜やきのこ にんにく しょうゆ  とうふなど持ち寄るのです。
     みんなの顔が 鍋をのぞいている その顔は 笑顔に変わり 楽しそう (この絵が 一番好きです!)

    何だか みんなが生き生きしていてみんなで スープを食べているところは 幸せな人間に変わっている最高のシーン!
     
    お坊さんのねらい道理に「ひとを しあわせにするものは、なんでしょうか」

    「では、これからそれをみつけてみようではないか。」
    はじめの お坊さんたちの会話が 
    実現したのですね!
     
    「人をしあわせにする」 それは 人に 笑顔をあたえ 喜びを持って生きていくことが 幸せなのだとよ そんなことを教えることだったのですね(みんなが 協力して生きていくことも教えられました)

    お坊さんの知恵に 脱帽ですね!

    投稿日:2010/03/28

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  • 協力を集める為の呼び水

     『オオカミと石のスープ』の時に触れました。
     “石のスープ”といえば、ポルトガルの伝統料理。
     民話も生まれ、ヨーロッパの各地方へ伝わったようで、石が釘になったり斧になったり。
     東洋、中国にも。
     この料理名は、現在もポルトガルでは「協力を集める為の呼び水」の比喩に使われるようです。
     
     この作品は、禅宗のお坊さん三人がまさしく「協力を集める為の呼び水」であるスープの力で、村落共同体を再生してみせるストーリーです。
     人々が、ともに幸せに生きる生き方が教えられています。
     
     誰かが心を開いて人の為になることをすると、別の人がもっと良いことをします。
     その間に、スープは………。
     
     その「誰か」という人になるのが、今の社会では難しくなっていますが、「分かち合うことが人の心をますます豊かにする」と言うことを人間が忘れないと信じたいものです。

    投稿日:2010/01/26

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  • こんな事が人の心を動かすんですね!

    • Yuayaさん
    • 20代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子6歳、女の子3歳

    すごく深いお話でした。
    食べ物がなくなったり、洪水になったり、戦争で酷い目にあった人々が暮らす村では、人を信用できなくなっていた。
    その村を訪れた僧侶たちは広場で「しあわせの石のスープ」を作り始めます。

    「石のスープ」???
    タイトルを見た時から私もなんだろうってすごく気になっていました。
    この村の人々も同じでした。
    「気になる」が「話しかける」になり、そしてよりおいしくするために「協力する」。

    案外と単純な事で人の心が動いていく・・・。
    すごいですね!!
    読んでいて感動しました!
    息子は「なんで石でスープができるの?」と不思議に思っていましたが、少し説明を加えてあげりとだんだん理解し、その表情を笑顔に変えていきました。

    僧侶が出てきたり、村の雰囲気は昔の中国(?)でエキゾチックです。
    その雰囲気がより「しあわせの石のスープ」の魅力を引き立ててくれます。

    投稿日:2009/05/24

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  • 助け合う気持ちの大切さ

    前にブログで紹介されていた方があり、前から読みたいと思っていました。

    地味な表紙を見て息子は「このお話おもしろくないよ」と言ったのですが、読むほどに話に引きつけられていくようでした。

    それに、石のスープって一体何なのか?村人たちでなくても知りたくなりますよね。

    「だれかが、心をひらいて、人のためになることをすると、べつの人が、もっといいことをします」という文章がとても印象的でした。

    自分だけが大事という生き方では、人は幸せになることは難しいのでしょうね。助け合う気持ちの大切さを改めて思いました。

    投稿日:2008/07/20

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