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シニガミさん2自信を持っておすすめしたい みんなの声

シニガミさん2 作・絵:宮西 達也
出版社:えほんの杜
税込価格:\1,047
発行日:2012年09月19日
ISBN:9784904188200
評価スコア 4.31
評価ランキング 19,946
みんなの声 総数 34
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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22件見つかりました

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  • あえて低学年に...

    こんな時代だからこそあえて低学年に読み聞かせしました。
    反対意見もありましたが、誰でも避けて通れない道...
    子供の心の片隅にでも、なにか感じ、思い、残ってくれればいいと思いました。
    でも、ここが読み手の腕のみせどころ!
    お話会終了後、大人の方からはよかったと声をかけてもらい、子供達からはインパクトがあったらしく、私が通ると あっ!シニガミサン!
    名前では読んでもらえず、シニガミサンですよ....
    低学年なのでシニガミサンを読んでくれた人ではないのです。(笑)
     
    じっくりと聴かせた後、楽しいお話とセットがいいと思います。

    投稿日:2013/06/26

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    2
  • まるで…波平さん?!

    • ケイさん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 福岡県

    その気になれば、今現在生きている者を死者のもとへ連れて行くことも出来るのだというシニガミさん。ウサギちゃんに会って自分がした事を謝りたい。だからウサギちゃんのところへ連れて行って欲しいと、ブタくんが何度もシニガミさんに頼む姿にはとても胸が締め付けられました。

    しかしそこにあの喝が、飛び出してきます!!
    思わず私は、アニメ「サザエさん」の波平さんを思いだしてしまいました。

    ウサギちゃんとブタくんを、何も口出しせずにずっと見守ってきたシニガミさん。そんなシニガミさんの、二人を思う大きな優しさがこちらにも伝わってくる素敵なお話だと思います。

    読み聞かせをする時、
    この絵本を読む前後どちらかに「サザエさん」の話を入れると、
    もしかしたらシニガミさんの叱咤声に怯える子が減って面白くなるかもしれません。

    投稿日:2012/10/01

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    2
  • 力強いメッセージ

    どうしようもなく切ないけれど、
    大切なことを教えてくれた絵本です。

    ちょっとした意地の張り合いと行き違いで、
    離れ離れになってしまった ブタくんとウサギちゃん。

    離れ離れ・・・・
    距離のことではありません。
    ウサギちゃんは、もうこの世にいないのです。

    「死」をテーマにした絵本自体があまりないと思いますが、
    この絵本では 更に「残された人の心の闇」が描かれており、
    その人へのメッセージが込められています。

    とても力強いメッセージです。

    また、
    いつどんな事が起きるかは 誰にも分からないからこそ
    身近にいる人を大切にしなくては とも思える内容でした。

    投稿日:2013/12/28

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    1
  • 無印の「しにがみさん」が良かったので、期待をこめて「しにがみさん2」も購入しました。
    期待を裏切らない、生と死を考える、すばらしい絵本でした。
    最近は、小さな子どもでも、ケンカのときに「死ねばいいのに」「死ね」など、冷たくて恐ろしい言葉を耳にします。
    その言葉がどれだけ重いのか、考えられる絵本だと思います。軽い気持ちで「死ね」など、絶対に言ってはいけないと、つよく感じさせられます。
    読み終わったあとには、せつなさとともに、温かさも感じて、じーんとくる絵本です。

    投稿日:2013/08/26

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    1
  •  「シニガミさん」は、2009年10月初版の作品でした。
     ホロリとさせられながらクスリと笑わせられ、最後にホッとさせてくれる名作でした。
     こちらの「シニガミさん2」を図書館で見つけ開いて、「シニガミさん」に登場していたブタくんの孫の代のお話になっていました。

     今回は、(孫)ブタくんと親友ウサギちゃんのと取り返しのつかない悲しい行き違いで、残された(孫)ブタくんの嘆きが綴られています。
     
     愛する人に先に逝かれてしまうと、人は必ず失った悲しみと共に、「ああすればよかった。こうしていればよかった」と、大なり小なり後悔を長い間引きずり、なかなか立ち直れないものです。
     
     この作品では、シニガミさんが生と死の狭間に立って(孫)ブタくんとウサギちゃんの誤解を解き、残ったブタくんに生き続けていく力を授けてくれ結ばれています。

     2011年3月11日を境に、突然愛する人を失ったたくさんの人たちの遣り切れないおもい・後悔・おおきな喪失感を慮り、宮西先生が作られた作品なのではないでしょうか。

     「シニガミさん」と合わせ、大人の方々にもお薦めしたい作品です。

    投稿日:2013/07/28

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    1
  • 自分の言動

    「シニガミさん」の続きということで買いました。
    今回のお話は切ないお話。

    小1のクラスで読み聞かせをしました。
    「まだ早いかな?」とも思いましたが、子供たちは楽しみにしてくれて、
    はじまったらシーンとなり、真剣に聞いていました。

    コブタちゃんは、仲良しのウサギちゃんとケンカして勢いあまって
    「ウサギちゃんなんか、死んじゃえー!」と言ってしまい、
    数日後に本当にウサギちゃんは死んでしまう…。
    そして、シニガミさんに、ケンカ別れしたあとのウサギちゃんのことを
    聞いたコブタちゃん。

    最近の子供はゲームやテレビの影響なんかもあるのでしょうか、
    簡単に「死ね」などという言葉が出てきたりします。

    言うのは簡単です。誰にでも言えます。
    その言葉は、何も考えず、出てきた言葉かもしれません。

    でも、本当にその相手が死んでしまったら…??
    そのときの自分の気持ちは?残された人の気持ちは?

    そういうことを考えさせられる本だと思います。

    この本を読み終わったとき、いつもなら挨拶で終わるのですが、
    この日だけはみんなから拍手がおこりました。

    きっとみんなの心にも何か響いたものがあったのかもしれません。

    子供だけでなく、大人にも読んで欲しい絵本だと思います。

    投稿日:2013/02/18

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    1
  • 花も葉も赤い花は持っていると幸せになれる、、、と、古くなって褪せたものの赤い花を大好きなうさぎさんにあげた主人公のぶた。でも、こんな枯れた花!と折ってしまううさぎさんに「しんじゃえ!」と言って逃げていくぶたさん。でも本当に死んでしまったので、後悔して泣いています。でも、シニガミさんに本当のことを聞いて、毎日謝罪の手紙を出したり、イチゴをお詫びに摘んだことなどを聞き、しかも最後はその赤い花を摘むために、崖にいって落ちて死んでしまったうさぎの話を聞いて死んで追いかけたくなったぶたさん。でも、シニガミにたしなめられ、うさぎの分も生きて欲しいという願いを聞いて、生きていくぶたさん。

    シニガミさん(1)では、豚のために赤い花を摘んだ狼はシニガミさんの好意で死なずにすみました。

    でも今回の2では、うさぎさんは死んでしまう。そこの違いはどこなんだろうなと思いながら読みました。

    最近、自殺したり、人を殺したりという事件が多いですが、宮西達也さんのトークショーでは「子供達が死にたいと思うこともあるかもしれないけど、絶対に死なないで欲しい」と言っていました。そんな願望があらわれたような作品でした。泣けます。

    投稿日:2013/01/27

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  • 『シニガミさん』黒表紙とはまったく違います。
     黒表紙は、今までの宮西さんのさくひんらしい、食う食われる仲が愛に代わる話ですが、
     『シニガミさん2』は主人公がブタとウサギ。オオカミは出てきません。そこが全く違うのです。
     シニガミさんを中心として「死」について語られる全く違う話です。
    (少し つながっているのかな と思えるところもあります。宮西さんは赤いキーワード好きですね。)
     ズバリ、泣けそうです。ジーンときます。オオカミは出てきませんが。でも覆水盆に返らず、後悔先に立たず、でも前を向いて、命について、など色々考えます。

    投稿日:2012/12/06

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  • 死に対峙する

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子19歳、男の子16歳

    『シニガミさん』の続編。
    前作の黒い表紙から一転、白い表紙。
    そしてその表情が意味深です。
    死を自由に操るというシニガミ。
    その姿は変幻、つまり、どこかでいつもじっと見守っているのです。
    今回関わるのは、仲良しのウサギちゃんの死に直面したコブタくん。
    「どうか、ウサギちゃんのところにつれてってください」
    そんな訴えに、シニガミは、その訳を聞き出し、一喝します。
    ちょっとした誤解が誤解を呼び、ついには分かり合えぬまま、死別したコブタくん。
    死者が何を願っているか、それをわかった上で生きていくことの大切さが伝わってきます。
    前作よりも、深く考えさせられます。
    引き続き、赤い花も象徴的に登場します。
    さあ、子どもたちにはどのように届けましょうか?

    投稿日:2012/12/03

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    1
  • 残された者、生きる勇気!

    シニガミさんの第2ダンです。

    今回もやっぱり読んで感動しました。

    残された者の生きる勇気をシニガミさんから頂きました。

    やっぱり短気は損気だと感じました。お互いに相手を思いやっていなが

    らすれ違いで誤解をしたままでなくてよかったと思いました。

    ウサギさんとブタさん二人を温かく見守るシニガミさんがとても親みた

    いで素敵でした。手元に置きたい一冊です。

    投稿日:2012/10/28

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