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なきむしこぞう自信を持っておすすめしたい みんなの声

なきむしこぞう 作:今村 葦子
絵:酒井 駒子
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2016年06月
ISBN:9784652201565
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,246
みんなの声 総数 51
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • ハラハラ、ドキドキ…

    ある夏のほんの一場面のお話なのに、家出をしたぬいぐるみたちが、家出後のことを真剣に考えたり、男の子との思い出を回想したり、ハラハラ、ドキドキして、読み進めました。ぬいぐるみたちの回想シーンから、男の子がいつもぬいぐるみたちと行動を共にして、側にいるために、汚してしまったり、時には扱いが雑になってしまったのかなと思います。私が子供の頃に大好きだったぬいぐるみも、大事にしていたのに、知らない間に、汚してしまっていて…
    男の子の激しい泣きっぷりから、ぬいぐるみたちが、男の子の思いを汲み取ってくれて、ハッピーエンド…
    等身大の男の子が生き生きと描かれていて、子供たち、そして、子供の心を忘れない大人たちにとって、とても共感するところがあります。

    投稿日:2017/06/22

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  • 懐かしく切ない気持ちに…

    ずっと忘れていたけれど、私も昔は泣き虫だったことを絵本を読みながら思い出しました。私もこの子と同じように大好きだった赤ちゃんのお人形があったのですが、抱っこしながら下りた階段からうっかり落として壊れてしまったのです。その時の悲しくてやりきれない気持ち、ただただ泣き続けたこと‥30年以上経っても心の片隅に残っているものだなぁと懐かしく感じました。同時に、この子のお母さんと同じように優しくなだめてくれた母のことも思い出し、切なくも幸せな気持ちになりました。
    きっと誰にでも泣き虫小僧だった幼少期があり、大人になるにつれて忘れいくのでしょうが、そんな懐かしい気持ちを思い出させてくれ、共感できる素敵な絵本だと思いました。
    男の子とぬいぐるみの関係もとても素敵です。今うちの子供たちも毎晩一緒に寝る程大切にしているぬいぐるみがあるのですが、この気持ちを大事にしてほしいなぁと思いました。

    投稿日:2017/06/21

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  • たからものの名前を思い出す

    読み始めるのに少し勇気のいる本でした。

    大切なぬいぐるみのお友達を思い出すと、もう大人になったのに今もたまに心の中でなきむしこぞうが顔を出します。
    母がなくさないようにと両手にぼたんをつけてくれた、世界にひとつだけのわたしのくまさんとねこさんでした。


    あの日のわたしが絵本の中にいて、またこの本を読んでいるどこかの誰かでもあって、大切な宝物への愛おしさがぎゅっと詰まった絵本です。

    絵もことばもとても優しくて、もうわんわんと声を上げては泣けないけれど子供のころみたいにたくさんたくさん泣いた気持ちになりました。
    次にこの本を開くときには、さよならしたことではなく一緒に遊んだ楽しかったことを思い出しながら読めるといいなと思います。
    きっとわたしのお友達も、小さかったわたしもその方がうれしいかな。

    子供にも子供だった大人にもおすすめの絵本です。

    投稿日:2017/06/21

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  • はだかんぼのなきむしさん

    3歳の息子に読み聞かせました。
    息子は酒井さんの絵本が大好きで、ほぼ読んでいるので、文章が多くても大丈夫だろうな、と思ったらやはりちゃんと最後まで楽しんで聞いてくれました。
    イラストが3ページごとに入っていたり、本文にかわいいデザインが入っていたりして小さい子でも飽きずに聞いてくれる工夫が施されています。

    息子、かなりこの絵本が気に入っていて、途中で読むのやめて翌日にしようと言うと怒ります。
    どこがおもしろかった?と聞くと
    「もう一回読んでみる」と、なかなか感想を教えてくれなかったのですが
    4回目に読み終わったとき
    「はだかんぼのなきむしこぞうが一番すき」
    と言っていました。

    息子もよくはだかのまま家の中をうろついて泣いているので‥自分とだぶったのでしょうか。
    読後は「らりろん」「じょうさん」「ちりん」と、ふざけて言いながら遊んでいます。

    1歳の子も表紙を見て持ってきてくれるのですが、文字だけのページを見てすぐにどこかに行ってしまいます。
    はだかんぼのなきむしに辿り着くのがいつになるのか、それまで読み聞かせしていきたいです。

    挿絵がかわいらしく、小さい子でも身近に感じられるお話で、とても素敵な絵本です。

    投稿日:2017/06/21

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  • 大好きだから

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    このお話を読んだとき、私が小さいころにみんなのうたで流れていた「くまのぬいぐるみ」という歌を思い出しました。この歌が私は大好きでした。
    持ち主の子が大きくなってくまのぬいぐるみから次第に離れてってしまうことを、すこしかなしいけどうれしいよって言ってる歌詞がすごく好きで、今でも耳に残っています。
    この本に出てくるぬいぐるみたちも、時がたってこの子が大きくなるととこんな気持ちになる日が来るのかな。
    私も一番大事で大好きなきつねのぬいぐるみがいまだにそばにあるんですが、かれこれ25年程ずっと引っ越しのたびに持ってきています。ところどころ破れて縫い直したりしてるんですが、やっぱりこのぬいぐるみが大切で、いつでもそばにいる友達みたいな感覚です。
    ぬいぐるみやおもちゃって、大切で大好きなだけ傷んでしまうけれど、それって大切にしてた(大切にされてた)証なんだと、ぬいぐるみたちも持ち主の子も、誇りに思っていいんだと思います。

    投稿日:2017/06/21

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  • 胸の奥がギュッとなる

    首根っこを掴まれたり、噛まれたり、毎日散々な目に遭っているぬいぐるみ達は、我が家のぬいぐるみ達とまるで同じで笑ってしまいました。
    もしかしたらうちのぬいぐるみ達も、こんな風にぼやいているのかしら。
    側から見ると雑な扱いでも、子供にとって、ぬいぐるみはいつも一緒にいる大切な相棒。
    不満を持って家出してみたものの、離れてみると自分がどれだけ愛されていたのか気づく動物達と、ぬいぐるみがいなくなって泣いている坊やの姿がとても愛らしく、みんなまとめて抱きしめたい気持ちになりました。

    投稿日:2017/06/20

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  • あたたかい

    なんだかとっても懐かしい気持ちになる本でした。
    まだ娘は一人では読めないので、最後まで私が読んで聞かせました。
    酒井さんの絵がまたズーンと胸にきますね。
    懐かしいような、どことなくさびしいような。
    風情があるなぁと思います。
    娘よりも私の方がずっとずっと感動していた本でした。

    投稿日:2017/06/20

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  • 幼いこ頃、ぬいぐるみが好きだった大人女子には胸が「キュン」となる絵本だと思います。
    息子も幼い頃、灰色ゾウのぬいぐるみを持っていて、息子は「どうたん、どうたん」と言っていたのを思い出しました。
    大切なものって無くしたり、失って初めてその大きさに気付くものだと言われますが、息子が遊んでいた”どうたん”に無性に会いたくなってしまいました・・・。

    投稿日:2017/06/19

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  • ぬいぐるみたちと男の子の、なんとも可愛らしいお話でした。

    私が小さい頃、大好きなぬいぐるみを持って、姉と散歩していた時のことを思い出しました。
    道端で突然、ノラ犬が私を襲ってきたのです。
    私を、いえ犬が狙っていたのはそのぬいぐるみでした。
    姉は「そのぬいぐるみを離して!」と叫び、私は急いでそうしました。
    ぬいぐるみは無残な姿となり、私は恐ろしさとショックと悲しさでただひたすら泣きじゃくった、そんな記憶。

    姉妹で育ったので、我が家にはたくさんのぬいぐるみがありました。
    それぞれに名前があり、ぬいぐるみというより家族の一員のように大事にしていました。
    きっと、絵本の男の子にとっても、「じょうさん」「ちりんさん」「らりろん」はかけがえのない家族だったに違いありません。

    ぞう、きりん、らいおん、気が付くと、お話の中で「じょうさん」「ちりんさん」「らりろん」と変わっていました。
    それぞれに男の子との特別な思い出があり、ぬいぐるみたちにとってもまた男の子は大事な存在だった。
    離れてみて初めて分かること、ありますよね。

    ぬいぐるみたちは勿論、屋根裏のねずみも、泣き虫なあのこも、一つ一つのエピソードも、ユーモラスな会話も、よみがえる子どもの頃の思い出も・・すべてが愛おしくて抱きしめたくなる、そんな絵本でした。

    酒井駒子さんの挿絵も本当に素晴らしいです。
    とても丁寧に描かれていて、作品に込められた愛情が感じられます。
    出来ることなら、すべてのイラストをポストカードにしてもらいたいくらい。
    お話にピッタリ合っていて、まさに珠玉の作品です。

    投稿日:2017/06/18

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  • お祭りの屋台で買ってもらった、犬の風船。足にはコロコロが付いてあった。紐を引っ張れば、カタカタとついてくる。まるで本当に犬の散歩をしているようだった。7歳の私は、どこに行くにもぺぺと一緒だった。でも、日に日に空気が抜けて萎んでいった。ドアノブにいつも通りに紐を括りつけていた、ある日のことだった。気が付くとペペの姿が見えない。ふと窓の外に目を向けると、今にもクルマに轢かれそうなペペがいた。私はお母さんを呼びに行ったけど、戻ってきた時にはもう、ペペはいなかった。
    こぞうが私は羨ましい。だって、じょうさんも、ちりんさんも、らりろんも、君の元に帰ってきたんだから。

    投稿日:2017/06/18

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