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世界の国からいただきます!(徳間書店)

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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

なきむしこぞう自信を持っておすすめしたい ママの声

なきむしこぞう 作:今村 葦子
絵:酒井 駒子
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2016年06月
ISBN:9784652201565
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,246
みんなの声 総数 51
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自信を持っておすすめしたい ママの声から

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19件見つかりました

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  • 懐かしく切ない気持ちに…

    ずっと忘れていたけれど、私も昔は泣き虫だったことを絵本を読みながら思い出しました。私もこの子と同じように大好きだった赤ちゃんのお人形があったのですが、抱っこしながら下りた階段からうっかり落として壊れてしまったのです。その時の悲しくてやりきれない気持ち、ただただ泣き続けたこと‥30年以上経っても心の片隅に残っているものだなぁと懐かしく感じました。同時に、この子のお母さんと同じように優しくなだめてくれた母のことも思い出し、切なくも幸せな気持ちになりました。
    きっと誰にでも泣き虫小僧だった幼少期があり、大人になるにつれて忘れいくのでしょうが、そんな懐かしい気持ちを思い出させてくれ、共感できる素敵な絵本だと思いました。
    男の子とぬいぐるみの関係もとても素敵です。今うちの子供たちも毎晩一緒に寝る程大切にしているぬいぐるみがあるのですが、この気持ちを大事にしてほしいなぁと思いました。

    投稿日:2017/06/21

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  • はだかんぼのなきむしさん

    3歳の息子に読み聞かせました。
    息子は酒井さんの絵本が大好きで、ほぼ読んでいるので、文章が多くても大丈夫だろうな、と思ったらやはりちゃんと最後まで楽しんで聞いてくれました。
    イラストが3ページごとに入っていたり、本文にかわいいデザインが入っていたりして小さい子でも飽きずに聞いてくれる工夫が施されています。

    息子、かなりこの絵本が気に入っていて、途中で読むのやめて翌日にしようと言うと怒ります。
    どこがおもしろかった?と聞くと
    「もう一回読んでみる」と、なかなか感想を教えてくれなかったのですが
    4回目に読み終わったとき
    「はだかんぼのなきむしこぞうが一番すき」
    と言っていました。

    息子もよくはだかのまま家の中をうろついて泣いているので‥自分とだぶったのでしょうか。
    読後は「らりろん」「じょうさん」「ちりん」と、ふざけて言いながら遊んでいます。

    1歳の子も表紙を見て持ってきてくれるのですが、文字だけのページを見てすぐにどこかに行ってしまいます。
    はだかんぼのなきむしに辿り着くのがいつになるのか、それまで読み聞かせしていきたいです。

    挿絵がかわいらしく、小さい子でも身近に感じられるお話で、とても素敵な絵本です。

    投稿日:2017/06/21

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  • 大好きだから

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    このお話を読んだとき、私が小さいころにみんなのうたで流れていた「くまのぬいぐるみ」という歌を思い出しました。この歌が私は大好きでした。
    持ち主の子が大きくなってくまのぬいぐるみから次第に離れてってしまうことを、すこしかなしいけどうれしいよって言ってる歌詞がすごく好きで、今でも耳に残っています。
    この本に出てくるぬいぐるみたちも、時がたってこの子が大きくなるととこんな気持ちになる日が来るのかな。
    私も一番大事で大好きなきつねのぬいぐるみがいまだにそばにあるんですが、かれこれ25年程ずっと引っ越しのたびに持ってきています。ところどころ破れて縫い直したりしてるんですが、やっぱりこのぬいぐるみが大切で、いつでもそばにいる友達みたいな感覚です。
    ぬいぐるみやおもちゃって、大切で大好きなだけ傷んでしまうけれど、それって大切にしてた(大切にされてた)証なんだと、ぬいぐるみたちも持ち主の子も、誇りに思っていいんだと思います。

    投稿日:2017/06/21

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  • あたたかい

    なんだかとっても懐かしい気持ちになる本でした。
    まだ娘は一人では読めないので、最後まで私が読んで聞かせました。
    酒井さんの絵がまたズーンと胸にきますね。
    懐かしいような、どことなくさびしいような。
    風情があるなぁと思います。
    娘よりも私の方がずっとずっと感動していた本でした。

    投稿日:2017/06/20

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  • 胸の奥がギュッとなる

    首根っこを掴まれたり、噛まれたり、毎日散々な目に遭っているぬいぐるみ達は、我が家のぬいぐるみ達とまるで同じで笑ってしまいました。
    もしかしたらうちのぬいぐるみ達も、こんな風にぼやいているのかしら。
    側から見ると雑な扱いでも、子供にとって、ぬいぐるみはいつも一緒にいる大切な相棒。
    不満を持って家出してみたものの、離れてみると自分がどれだけ愛されていたのか気づく動物達と、ぬいぐるみがいなくなって泣いている坊やの姿がとても愛らしく、みんなまとめて抱きしめたい気持ちになりました。

    投稿日:2017/06/20

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  • 幼いこ頃、ぬいぐるみが好きだった大人女子には胸が「キュン」となる絵本だと思います。
    息子も幼い頃、灰色ゾウのぬいぐるみを持っていて、息子は「どうたん、どうたん」と言っていたのを思い出しました。
    大切なものって無くしたり、失って初めてその大きさに気付くものだと言われますが、息子が遊んでいた”どうたん”に無性に会いたくなってしまいました・・・。

    投稿日:2017/06/19

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  • ぬいぐるみたちと男の子の、なんとも可愛らしいお話でした。

    私が小さい頃、大好きなぬいぐるみを持って、姉と散歩していた時のことを思い出しました。
    道端で突然、ノラ犬が私を襲ってきたのです。
    私を、いえ犬が狙っていたのはそのぬいぐるみでした。
    姉は「そのぬいぐるみを離して!」と叫び、私は急いでそうしました。
    ぬいぐるみは無残な姿となり、私は恐ろしさとショックと悲しさでただひたすら泣きじゃくった、そんな記憶。

    姉妹で育ったので、我が家にはたくさんのぬいぐるみがありました。
    それぞれに名前があり、ぬいぐるみというより家族の一員のように大事にしていました。
    きっと、絵本の男の子にとっても、「じょうさん」「ちりんさん」「らりろん」はかけがえのない家族だったに違いありません。

    ぞう、きりん、らいおん、気が付くと、お話の中で「じょうさん」「ちりんさん」「らりろん」と変わっていました。
    それぞれに男の子との特別な思い出があり、ぬいぐるみたちにとってもまた男の子は大事な存在だった。
    離れてみて初めて分かること、ありますよね。

    ぬいぐるみたちは勿論、屋根裏のねずみも、泣き虫なあのこも、一つ一つのエピソードも、ユーモラスな会話も、よみがえる子どもの頃の思い出も・・すべてが愛おしくて抱きしめたくなる、そんな絵本でした。

    酒井駒子さんの挿絵も本当に素晴らしいです。
    とても丁寧に描かれていて、作品に込められた愛情が感じられます。
    出来ることなら、すべてのイラストをポストカードにしてもらいたいくらい。
    お話にピッタリ合っていて、まさに珠玉の作品です。

    投稿日:2017/06/18

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  • 三匹の気持ちの変化の描写が素晴らしい。 受賞レビュー

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    6歳の娘と読みました。

    長さも、内容も、そして字の大きさ、挿絵の頻度、
    全てが年長さんの娘にちょうどいい幼年童話です。

    そして、ストーリーもとっても身近な「ぬいぐるみ」が主人公。
    いきなりのっけから勢いのいいライオンさんの歓喜の叫び声で始まり、
    とっても心をひきつけられます。

    ライオン、ぞう、きりん。それぞれの個性がとても分かりやすく、
    その掛け合いも面白いです。

    三匹が家出をするようになった経緯、
    おうちにいる男の子がどんな子か、
    どんな風に男の子と過ごしてきたかが、
    3匹の会話からとってもよく伝わってきます。

    とちゅうから絵本中での呼び名が、
    「ジョウさん、ちりんさん、らりろん」と、
    男の子が呼ぶ名前に変わります。
    この絵本が持っている、三匹&男の子への愛情が感じられる変化です。

    そして、家出を決行したときからの気持ちの変化。
    「家出をしたくなくなりました」という直接的な表現は、
    どこにもないのですが、
    それぞれのとる行動、発言から、気持ちの変化がとってもよく分かり、
    このあたりが絵本と幼年童話の違いだなぁと感心させられます。
    ストーリーが進むにつれて3匹の変化についていった娘は、とても真剣な顔をしていました。
    まだまだぬいぐるみが大事な6歳娘にとって、
    身近で暖かい、そしてよりいっそうぬいぐるみを
    大事にするようになった、一冊になったと思います。

    投稿日:2017/06/16

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  • 6歳のうちのなきむしこぞうと一緒に読みました。本当にうちの子は学校に行きたくない、体育が嫌だ、ご飯を食べたくない、お弁当は嫌だ、と次から次へといろいろなことでよく泣いて親を困らせてくれています。乳歯が抜けそうになるたびに大泣きをして1時間以上も困らされたり、本当に親にとっては大変です。

    でも親以上にきっと子供は子供なりに自分なりの葛藤が有るのかなと思います。本当にうちの子はなきむしですが、泣き虫なりに一生懸命に頑張っているんだろうな、そう思って毎日を見守ってあげるようにしています。

    この絵本を子供と一緒に読んで、うちの子にも似たようなところがあるなと思いました。大切にしているお人形なのに結構乱暴に遊んでいたり、でもお人形が見当たらなくなるとどうしても今すぐ見つけないと落ち着かない感じで必死になって探そうとしています。子供が探しても見つからないので私が何箇所か探してみると、うちの子はいろんなお人形でもぬいぐるみでも何でもかんでもすぐに自分の持っているかばんやリュック等の中に入れてたまに遊んでいるみたいで、そのままカバンに入れたまま忘れられたみたいでした。それを私が見つけると大喜びでお人形とかと遊び始めました。

    なので子供の頃は乱暴でもそれなりにちゃんとお人形でもぬいぐるみでも大好きなんだなと思いました。タダ遊び方が乱暴になってしまうだけで別に悪気はないんだな、そう思いました。

    本当にこの絵本を読んでいると私の子供を見ているような感じでしたが、きっとなきむしこぞうは人間にでも動物にでもぬいぐるみとかにでも存在するんだろうな、と思いました。

    この本を通じてものを大切にする気持ち、相手の立場に立って考える気持ち、そしてなきむしこぞうは決して一人ではなくて誰もが持っているんだろうなと思いました。大人が読んでも懐かしい気持ちが蘇ってくるし、子供が読んだらきっともっと物を大切にする気持ち、そして自分以外の人や物に対して優しく接してくれるようになるだろうなと思いました。

    とても素敵な絵本なので泣き虫さんにはもちろん、そうでない人にも本当におすすめだと思いました。

    投稿日:2017/06/07

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  • ものを大切にする気持ち

    小さい頃の私も、絵本の中の男の子のように、それはそれは大きな声で泣く子どもだったそうです。大切なものを失った時の男の子の泣きたい気持ち、分かるような気がしました。
    そんな私も一児の母になりました。1歳になったばかりの息子も動物のぬいぐるみを持っているのですが、とても気に入っていて家の中では常に持ち歩きご飯の時もそばに置いています。絵本の動物たちのように、よだれや鼻水が付いていますし、ギュッと握りながらご飯を食べることもあるので、汚れてしまうことも。何度も一緒にお風呂に入り、洗っています。
    もしかしたら、息子のお気に入りのぬいぐるみ達も、絵本の動物達と同じ気持ちなのかな?
    逃げ出したいと思っているかもしれないけれど、寝ても覚めても息子のそばにいるぬいぐるみ達だから、きっと息子のことが大好きなはず!
    この本は、物を大切にするという心も学べますね。ほっこりあたたかい気待ちになれる本です。

    投稿日:2017/06/14

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