ジェレミー・ジェイコブは、家族と夏の海岸に。
ママは妹に日焼け止めを塗るため格闘中、パパはビーチパラソルを立てるのに大わらわ。そんなとき、ジェレミーは海賊船がやってくるのを見て………。
海賊たちに、穴掘りの腕利きだと見込まれて、宝の箱を埋めるため、一緒に船に乗せられて、楽しい海賊航行のはじまりはじまり〜。
あっという間に、現実の世界から海賊の世界へ。
なんて楽しいことでしょう。
表紙絵から迫力ある活きの良い絵。
海賊たちの破天荒ぶり。
海賊音頭に、ママが聞いたら卒倒しちゃいそうな海賊言葉に、男の世界のお気楽さ。
絶叫のシュプレヒコール。ダイナミックな食事。
ここには、子どもに課せられるルールなんて無い。
やりたくないことは、絶対やらない。デッキ磨き以外は。
見開き一杯の絵。キャラクターそれぞれが個性的で迫力満点。
歯並び最高!
嵐のページで、「男の世界は、命を賭けた厳しい戦いの世界だな〜」と、読み手を引き込みます。
「こんな事が自分にもあったらいいな」と、こどもたちを惹き付けること間違いなし。
当時、8歳の息子は歯を入念に磨くようになりました。