冷蔵庫がしゃべる!歩く!そしてなんとプールで泳ぐ!?
そんな奇想天外なお話なんです。
ある暑い日。冷蔵庫が冷えなくなっちゃった。
どうしてかな?
その理由がふるっています。
・・・なんと、冷蔵庫も夏休みが欲しくなったんですって!
この冷蔵庫(れいぞう子、ということで女の子なんですよ・笑)、そして冷蔵庫があるおうちの家族がみんな関西弁なのが楽しいです。
関西弁でボケとつっこみしながら話が進むので、奇想天外なお話なはずなのに、なんとなくそんなのもありかなー、なんて思わされてしまいます。
本の体裁も幼年童話の範疇の本だと思いますが、絵もふんだんにありますし、文章もそれほど長くないので、絵本から児童書へうつり始めたくらいのお子さんにお勧めです。
自分で読むのも楽しいですし、読み聞かせでも盛り上がりそうですね。