フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし」 みんなの声

フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし 作:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1969年
ISBN:9784769020028
評価スコア 4.44
評価ランキング 11,667
みんなの声 総数 113
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113件見つかりました

  • 子どもなら理解できる

    • ぎんにゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子3歳、男の子1歳

    子どもって優先順位に対してとっても素直です。お散歩していて、目的地に到着する前に、ポケットは小石や木の実でいっぱいになります。自分なりのこだわりがあって、何度も靴下を履きなおします。洗濯のときにポケットから小石が出てきた時、すぐ捨ててしまわずに子どもに尋ねてみます。すると、一つ一つの小石に関して説明してくれたりします。大切なものは人それぞれ。他の人に理解されない事だって世の中にはいっぱいあって、大人になるにつれ周囲の考えに影響されて自分を持たなくなっていくのだと思います。大人は、ゴールがわかっていることに対して、いかに効率よく無駄なくやるかばかり考えてしまいがちで、まわりの景色が見えないことも在ります。
    フレデリックみたいに自分の思っていることをやっている子どもを見たとき、とがめたりとめたりせず、理解してやる大人でいたいと思いました。

    投稿日:2011/11/25

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  • フレデリックがかわいい♪

    最終的に<人の役に立つこと>なら、
    「どんな方法でもいいんだよ!」ということを
    教えてくれているように思います。

    今回の震災に関しても、被災地にボランティアへ行く以外でも、
    募金をする、被災地の物品を購入する、観光に行く、節電をするなど、
    <役に立つこと>なら、どれも素晴らしい行為なのです。

    それにしても、フレデリックってかわいいですね。
    最後に顔を赤くするシーンは特にかわいいです♪

    投稿日:2011/11/25

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  • 結が意外だった・・・

    この絵本を途中まで読んでると、アリとキリギリスに似たストーリーの絵本なのかと思っていたのですが、最後の展開が意外でした!私も読んでいて最後が読めなかったのでとっても楽しかったです。フレデリックが最後に、自分の言っていたことを本当にやっちゃってたのにうちの子は感心してました。なんでもできちゃうスーパーネズミのお話でした。

    投稿日:2011/11/25

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  • ひかり

    人間も動物も生きるためには
    食べ物が必要。
    それって当り前。
    だからフレデリックはみんなとちょっと違っている。


    フレデリックが生きていくために、
    必要と思って、集めたものって、
    人間が生きていく上でもとってもたいせつなもの。


    フレデリックはすでに知っていたんだね。
    教えてくれてありがとう。


    なんだか照れるフレデリックが目に浮かぶな(*^_^*)

    投稿日:2011/11/25

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  • 心の豊かさを

    そろそろ息子には読みはじめようと
    小さい頃に読んでいたレオニ作品の絵本を段ボールからだして
    主人と一緒に読みました。

    私にとっては、大切な作品ですが
    初めて読んだ主人は、「ありとキリギリスを否定する作品だね」と

    幼少から、学業と生徒会、そして部活にフルで頑張ってきた主人にとっては
    遊んでいたフレデリックが得をするなんて、ゆるせないみたいです(笑)

    負けず嫌いで、がり勉(笑)少女だった私は、この作品から心の豊かさの大切さを学びました

    この絵本は、どんな子供に どの時期に読むかによって
    良くも悪くも捕らえてしまう本だと思います

    おすすめの絵本ですが
    お子さんのよい時期を見計らって読んであげてください

    投稿日:2011/11/24

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  • 自分を否定しない!悪くない

    最初、読んだときはウサギと亀のウサギのほうだなあ、フレデリックは…などと感想を持っていましたが、金柿パパのレビューを見て、はあなるほどそうか。と感心しました。
    人と考えが違う、とは孤立感を抱きやすい性質でこれから子ども達がぶつかる壁かもしれません。
    「ピンクがすきって決めないで」や、「クレヨンのくろくん」などにも通じるテーマです。

    投稿日:2011/11/11

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  • どちらも必要な存在

    • かよたさん
    • 20代
    • その他の方
    • 東京都

    オランダの絵本作家レオ・レオニさんの絵本。
    有名な方なので名前はもちろん知っていましたが、実際に絵本を読むのは初めて。眠そうなねずみの表紙がいつも気になっていたので、図書館で借りてきました。

    5匹のねずみの冬支度。みんなせっせと食料を集めて働きます。
    でも、フレデリックだけはじっとして動こうとしない。
    フレデリックが集めたものは、冬に楽しい時間をもたらしてくれるものだったのです。

    とうもろこしに木の実、小麦やわらを集める4匹のねずみ。
    お日様の光や色、言葉を集めるフレデリック。
    どちらが偉いわけでもなく、どちらも必要な存在。
    きっと5匹はこれで上手にバランスがとれているのですね。
    読んだ後、周りの人に優しくしたいなと感じるような絵本でした。

    投稿日:2011/08/23

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  • あったかくって、ぽっかぽか

    なんて素敵なネズミ。世界で何が一番大切なのかを本当にシンプルに教えてくれる。心がぽかぽかとして、こどもたちじゃなくても「ぽぉー」として眠たくなります。

    レオ・レオニさんは「スイミー」「あおくんときいろちゃん」など沢山の有名な絵本を書いていらっしゃり、どれも本当に美しい世界がひろがります。「むずかしいんじゃないかな」「ながくてうちのこには無理!」などと決めつけずに一緒に少しずつ読み進めてみてください。途中でお子さんが脱線してもご愛嬌。これはお花だね、これはトウモロコシだね、ねずみさんは何匹いるかな?数えてみよう、と一緒に世界をいーっぱい楽しんでみてください。

    投稿日:2011/06/26

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  • レオニのねずみが大好きです

    • ももうさ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳、女の子0歳

    小学生の頃、国語の教科書で「アレクサンダとぜんまいねずみ」を読んで以来、
    レオニの描くねずみの愛らしさの虜です^^

    こちらもねずみが主人公なので、喜び勇んで図書館で借りましたが・・・
    ・・・うーん、難しい・・・。
    一読しただけでは、何を示唆しているのか読み取ることが出来ず、
    皆さんのレビューを拝見してもう一度読んで、やっと分かり始めた感じです・・・;

    読み手が受け止めきれていないと、聞き手も受け止めきれないかしら;
    でも、どう受け止めるかは娘が主体・・・なんて反芻しています。
    子供達がもう少し大きくなって読み聞かせする時が来るまでに、
    自分の中でもう少し消化しなくては・・・;と、自分に宿題を課した絵本です。

    投稿日:2011/03/31

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  • 深いです

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子4歳、男の子2歳

    ほほぉ・・・。これは奥が深いですね。想像以上でした。「ちょっとかわったねずみのはなし」ってどういう意味かなって思っていたのですが、1回目では恥ずかしながらピンときませんでした。2回目でようやく、フレデリックが“変わっている”と表現されたことに気づきました。
    レオ・レオニの絵本は、幼児よりも学童期のほうがいいのかもしれません。
    読めば読むほど奥深さに気づき、そこから自分や周りの人間・社会とあてはめて、色々な解釈ができたり、大切なことに気づけると思うから。
    実際、4歳と2歳の息子たちは、あまり世界に入り込めていない様子です。

    投稿日:2011/03/04

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