「スキャーリーのしょうがパンぼうや」 みんなの声

焼きたての「しょうがパンぼうや」が逃げ出してしまうという絵本の醍醐味ともいえる楽しいお話です。
リチャード　スキャリー氏が描くイラストがまた何とも可愛らしく愉快な感じが！
でも結末は。。。
やっぱりおおかみと共に昔話ではきつねも悪役がつきものですね（笑）。

なんだか読んだことのある内容だと思ったら、「おだんごぱん」がベースになっていたんですね。
となると、ついつい比べてしまうのですが、私としては「おだんごぱん」のほうが面白かったです。

でも子供には、こちらのほうが絵がかわいいので、気に入った様子でした。

結末がわかっていても、キツネにパクッとされたときは「食べられちゃった！」と思ってしまいます。

２歳の娘と読みました。スキャーリーおじさんの絵本はどれも大好きです。このお話はおじいさんとおばあさんの焼いたクッキーが逃げ出してしまうお話。ぱんぼうやとありますが、ｱﾒﾘｶでは良く食べられている人の形をしたクッキーですね。最後まで逃げきれるかはお話を読んでからのお楽しみです。娘はせっかく作ったクッキーが逃げ出してしまって残念そうにしてました。

「しょうがパン」って、な〜に？下の子に言われました。
日本ではなじみの薄いパンですよね。
さすがに最近は言葉ではよく聞きますが、
「ジンジャー」入りのパンやお菓子が好きな日本の子どもは、少ないような気がします。

スキャーリーが描いている時点で、すごく対象年齢が低いような気がしました。
でも、元の昔話がとても楽しいものなので、マンガチックに描かれていても、それはそれで楽しく読めました。

こういう絵本は大勢の前で読むタイプではなくて、寝る前に、お父さんやお母さんに読んでもらうと素敵な絵本かもしれません。

英語教材でおなじみのスキャリーのお話絵本です。
内容はロシア民話の「おだんごぱん」でした。
テレタビーズで「ジンジャーブレッドボーイ」という名前で観た事もありました。
ずる賢い狐にまんまとだまされて食べられてしまうラストは、ハッピーエンドになれている子供たちにとって結構重たいものだったようです。