「ゆっくらゆっくらよたよた」 みんなの声

おばあさんと年寄りの犬が柿の皮を剥いてもらおうと出かけます。

題名が表すとおり、その動作はとても緩やかで時間に終われていません。

おばあさんの周りでは忙しく時間が流れていても、おばあさんと犬はマイペースで過ごすのですね。

こういうのも究極のスローライフなのかもしれませんね。

時間の流れがそこだけゆっくり流れているような感じがしました。
そのゆっくりさ加減が微笑ましかったです。

渡辺さんが、実際に見かけたおばあさんと老犬を元に作ったそうです。

老人を（老犬も）理解できる本です。
若いものにはなんでもないことでも、年をとると難しくなります。
それを、ゆっくりとじっくりと、1冊の絵本で表しています。

渡辺さんの思いやり、優しさが伝わってきます。