「こんなもん くえニャイ！」 みんなの声

光村教育図書の絵本で面白そうなものをピックアップして読んでいます。これ、教科書に掲載されているのでしょうか…？４歳息子と読んだのですが、生き物たちがどんな食べ物を食べているのかざっくりしることができてよかったです。ただ、最後は…どうなったのでしょう？？

わが家の猫は、キャットフードで充分満足しているように思うのですが、実はこんなタメ口をきいているのでしょうか。
猫の餌探しは、いろんな動物たちの餌も教えてくれるのですが、ぶっちゃけた言葉のやりとりが絶妙です。
林木林さんの名訳に支えられて、楽しく読み聞かせ出来る絵本です。
ラストシーンで見事なオチを見せてくれる、内容にもぬかりはありません。

主人公の猫に対して、他に登場する生き物のサイズが、大体実際比較したらこのくらいだろうという大きさで描かれているので、
ゾウなどは後ろ足の当たりと、鼻の当たりしか描かれていませんでした。
繰り返しのやり取りですが、その相手によって、言い方が違うところとか、態度が違うところなどが面白かったです。
食べたいものを探す猫の話ですが、哲学を感じました。

林木林さんの邦訳、読みやすかったです。