「おさんぽ」 みんなの声

「野の花えほん」の作者さんとしり、読んでみました。春のおさんぽでであえるような光景が、小さい子どもたちも楽しめるように、わかりやすく、えがかれています。あたたかみのある、精巧な絵に見入ってしまいました。読み終わったら、おさんぽに行きたくなりました。

前田まゆみさんの「野の花えほん」シリーズが大好きなので、こちらも読みたいと思いました。
「野の花えほん」シリーズは、美しいイラストの植物図鑑という雰囲気で、情報量も多く、どちらかというと大きい子や大人向けといった感じでしたが、こちらはもっと小さい子から楽しめる作品。
おさんぽで出会う、たんぽぽやダンゴムシ、ちょうちょやねこなどが、一つずつ丁寧に、優しいイラストで描かれています。
読んだら絶対、お散歩に出かけたくなります。

絵がずっと優しいですね。

文字は少な目です。

足元に咲いているたんぽぽや

そのそばにいるだんごむし、

ちょうちょも飛んでいます。

昼寝している猫や散歩中の犬、

庭にいる金魚や行列のありたち

チューリップにすずめ・・・

どれも小さい子供から見た

視線の先にいたものです。

『おかいもの』の続編でしょうか。
今回はお散歩。
前作同様、小さい子との会話の参考になりそうです。
ごくごく近所ですが、わあ、春の光景がいっぱい。
たんぽぽ、チューリップ、ねこ、だんごむしなどなど。
ゆっくり丁寧に愛でるのがいいですね。
草花の絵の作品が印象的な前田まゆみさんらしく、
やはり草花の描写が素敵です。