月へミルクをとりにいったねこ」 みんなの声

月へミルクをとりにいったねこ 作:アルフレッド・スメードベルイ
絵:垂石 眞子
訳:菱木 晃子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1996年2月29日
ISBN:9784834012927
評価スコア 4.59
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みんなの声 総数 26
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26件見つかりました

  • 母の思いは月まで届く

    子育て中のお母さんネコがミルクに困って月にミルクを取りに出かけます。
    いくら言っても月には届かない。
    途中で豚やおんどりや子牛が仲間入りしますが、月は果てしなく遠い。
    豚が去り、おんどりが去り、子牛もあきらめても、お母さんネコはあきらめません。
    やがて月が沈んだ先に見つけた牧場。
    なんてチャーミングなお話でしょうか。
    木に登って月を取ろうとするお母さんの思いは、なんともすごさを感じさせます。
    月の模様がミルク桶をもつ人間たち、その人間たちが優しくこちらを見つめているなんてなんて素敵なんでしょう。
    低学年向きかもしれませんが、家族してなごみました。

    投稿日:2011/09/27

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  • がんばった甲斐がありました!

    • たまっこママさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 女の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    4匹の子猫の母猫が、ミルクを手に入れる為にがんばるお話です。
    ミルクが無くて困っていると、犬から『ミルクは月に行けばある』と
    教えてもらい、月に向かって走って走って・・・・
    どんなに頑張っても月にたどり着くわけないですよね。
    でも、母猫は子猫たちの為にあきらめません。
    さすが、親というものは、子供の為ならどんなことでもがんばれるんですね!
    母親猫の愛情の深さを感じる作品です。
    小学生の娘も面白いと何度も読み返していました。
    ミルクが手に入ったかは、読んでからのお楽しみにして下さい!

    投稿日:2010/09/18

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  • このお話はスエーデンの作者のお話で絵は日本のたるいしまこさん

    4ひひきの子猫がかわいい! お母さんは幸せそうに子供たちを見ている絵が とても平和で 心が和みますね!

    雌牛のお乳がでなくて ミルクを探しに行くお母さん 子猫のために!

    お月様にあると教えられて・・・・ えっ?
    お月様に? でもお月様の中には おじいさんとおばあさんが ミルクを運んでいるのが見えるのです
    スエーデンでは そのように言い伝えられているんだ・・・・

    月にミルクを取りに行くなんて・・・ でもお母さんの願いは強い!
    我が子のためなら がんばれるのが母親!

    人間も 猫も同じですよね!   ぶたや にわとり こうしもついて
    くるけれども すぐに諦めるの でも 母猫は 決して諦めません!

    遠くのお月様に手を伸ばす 母猫の つからず良い顔はどきっ!とさせられますね・・・


    この諦めない心が ミルクを子猫にあげることができるのですね

    すごい!

    のうかのおかみさんの優しい顔 たるいしさんの優しさがにじみ出ているようです!
    子猫たち 良かったね 母に感謝! そんなことは 大人になるまでお預けの言葉・・・

    美味しそうに ミルクを飲んでいるのを見ている母猫の 満足そうな顔が いいですね!

    めでたし めでたし おつきさま 有り難うと 母猫は 言っている ラストの絵が 共感できますね

    投稿日:2010/04/05

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  • ハッピーエンドでよかった

    これは、スウェーデンのお話だそうです。
    日本だったら、こんなお話にはならないよね、と思う。
    なぜなら、日本では、おつき様を見ると、うさぎがもちつきしていると思うのが普通だからです。
    でも、これは、国によって違うらしく(というか、人によっても違いますよね)中国では、カニに見えるという。
    スウェーデンでは、この絵本のように、月は、おじいさんとおばあさんが桶を運んでいるように見えるのでしょうか?
    母猫は、子猫のために、この桶の中にあるだろうミルクを取りに月に出かけていくのです。
    でも、月には手が届かない。どこまでいっても、月にいけることはありません。
    こういう展開になった場合、どういう結末になるのか?と思いきや、うまい具合にハッピーエンド。
    猫はうまくミルクを手にいれることができ、それも月からもらったミルクだと今でも信じている。
    るほど、うまい終わり方だなぁと思う。
    猫だけでなく、動物たちもたくさん出てくるので、子供は喜びますよ。

    投稿日:2010/03/09

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  • 辛抱、辛抱、辛抱です。

     扉絵の月を見上げる、ねこの後ろ姿がいいな〜。
     こねこたちのために、月にミルクをとりに行こうと考える母ねこ。
     ねこにとって、月は近い存在っていう感覚なのかな?なんて考えながら読み進めました。
     
     月の影が、お国が変われば、うさぎの餅つきじゃなく、ミルク桶を運ぼうとしているおじいさんとおばあさんに見える、というところで、へ〜〜〜〜〜、でした。

     一緒に月を目指した仲間たちが諦める中、母ねこは欲しいものを手に入れるため、辛抱、辛抱、辛抱です。
     凄いな〜、このお母さんは。

     母ねこの勘違いで、飛び込んだ先に、幸せが待っていて良かった〜。
     諦めないこの強さは、母親の強さでしょうね。

    投稿日:2010/01/25

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  • ママはネコでもすごいのだ。

    とにかく、ママネコの頑張りがすごい!
    何があっても、他の人が諦めても、まったく動じないでミルクを手にするために歩みをすすめます。

    子猫を思うママネコの根性に敬服です。

    とても良いお話しですが、低学年の方がもっと入り込んで聞いてくれるのではないかと思いました。

    投稿日:2009/06/10

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  • さすがお母さん

    お月さまを追いかけていくお話はいつくかあります。

    ねこのお母さんの願いは、お月さまのミルクなので、ねこが落胆しない結末だといいなと思って読んでいました。

    日本では、月に住むのはうさぎでもちつきをしていると言われていますが、国が変わるとミルクであることが、おもしろかったです。

    他の動物たちがあきらめても、母ねこだけはあきらめないのは、さすがお母さんだなと思いました。

    自分のためだけだと頑張れないけれど、子どものためなら何でもできてしまうのは共感できました。

    優しい絵がお話にもマッチしているように思いました。

    投稿日:2009/04/10

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  • 月の色

    表紙の月の色が素敵だったのでこの絵本を選びました。お母さんって素晴らしいな!と感じられる絵本でした。愛するわが子の為なら努力も惜しまず不可能だと思える事も可能にし夢を現実にしてしまう力を持っているのだと思いました。“欲しい物を手に入れる時は辛抱する事が大切”と諭すお母さんがかっこ良かったです。私はせっかちなのでこの絵本のお母さんをお手本にしたいと思いました。こんなに愛されている主人公の子供は幸せ者だと思いました。お母さんの努力する様子の描写が力強く素敵でした。

    投稿日:2008/11/28

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  • ははねこの愛情に感動しました!

    子猫の為なら、つきにだってミルクをとりにいけるかあさんねこに、感動しました。母は、強しですね。
    子を思う気持ちは、一緒ですね。この絵本から、学ぶことは、

    「ほしいものを てにいれるには、しんぼうが だいじなのよ。
    とちゅうでくたびれたり、こわがったり、いらいらしては いけないの」

    私に、言ってくれているみたいです。
    農場で4匹の子猫と暮らせるかあさんねこにほっとしました。
    こねこが、へいに上って景色をみている絵、うしのミルクを美味しそうに飲んでいる絵とかに安らぎを感じます。

    投稿日:2008/07/29

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  • 母は強し!

    月の影って色んなものに見えるといいますが
    この絵本のお母さん猫にはミルクの入ったバケツを持つおじいさんとおばあさんに見えたのですね。
    子猫たちのために懸命に月のミルクを手に入れようと頑張るお母さん猫の姿はまさに“母は強し!”ですね。
    月を目指す途中に色んな動物たちがついてきては逃げてゆくのがコミカルですし 最後はどうなっちゃうのだろうっていうハラハラ感がありますね。
    読んでいる娘は最後に「とうとう月に着いたよ、ねこちゃん♪」と今ひとつお話を誤解してはいますが
    お母さん猫の諦めない姿に何か感じたのかなと思いました。

    すごくレトロっぽい色合いに垂石さんのかわいいイラストがなんとも好みです。

    投稿日:2008/05/27

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