夏休み。おじいちゃんにハイキングに連れてきてもらった大きな森。そこで出会った女の子。そこで,コータは,不思議な「クルミ森」の世界に入り込んでしまいます。
こんな絵本を読むと,不思議な世界に迷い込んでも,すぐに適応してしまう子供たちを羨ましく思ってしまいます。(自分も子供の頃は,こんな柔軟性があったと思うのですが・・・)
そして,物語の中では,都会から来たコータが,大きな森の中で,様々な小さな生き物の営みがある事に気づく場面が印象的でした。
末吉さんの絵本は,登場人物?(ぞくぞく村のおばけたち・・)が個性的で面白いのですが,この本に登場する「クルミおばば」や「ひきがえるのヘータロ」たちもユニークです。
今回は,夏のお話で,他の季節のお話もあるようです。また,クルミおばばと会うのが楽しみです。