トラの素敵なパン屋さんベリゼール。
美味しいパンと子どもたちには、キャンディのおまけまでくれます。
さらに1週間に一度村で開かれる「夜の舞台」では大人たちにも大人気の語りべです。
ところが、ある夜その舞台でベリゼールは、洋服を脱ぎ捨てしましまトラの姿で現れると、大人たちはベリゼールを獣として意識し始め、・・・。
これまでのベリゼールの行ないや性質を知り、信頼関係を築いてきたはずなのに、大人たちの豹変振りに子どもたちはベリゼールを救おうと・・・。
人間の持つ“偏見”の恐ろしさへの痛烈な風刺作品だと思いました。
子どもたちの大人たちへの訴えかけのページが、力強い台詞で読者に対しても説得力があると思いました。
小学校低学年から理解でき読める作品だと思います。