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4件見つかりました
主人公のゆうたは、悪いことをするとよその子も叱るおじいちゃんが苦手。ちょっと恥ずかしいとも思っている。でも、そんなおじいちゃんも実は子供の頃、よその怖いおじいちゃんに叱られたことがある。でも、それだけじゃなく、心あたたまる思い出があった、、、。 最近じゃあこんなふうによその子を叱れる人なんて少ないし、怖くて私も言えません。でも注意できるようになりたいなと思います。子供も、この本を見て、注意してくれるのはじつはありがたいことなんだよ、とわかって欲しいです。なかなか昭和っぽい感じの良い絵本でした。
投稿日:2012/03/06
ひと昔前までは、悪さをすると、ご近所の大人が、 本気で叱ってくれたものです。 子どもはいつだっていたずらが大好き。 ぼくが苦手なおじいちゃんだって、子どもの頃、 “かみなりじいさん”に叱られていました。 おじいちゃんが、自分が子どもだったころの話を始めると、 いっきに時代がさかのぼります。 この辺の景色やこどもたちの変化、わかりましたか? いつもこわいかみなりじいさんが、元気がない。 わけを知ったぼくは、いなくなったねこのタマを探す手伝いをします。 こわいおじいさんであっても、真剣に子どもたちと向き合ってるから、 子どもたちも、助けてあげようという気持ちが出てくるのでしょうね。 かみなりじいさんと子どもたとの心の交流が素敵で、 昭和の時代を感じさせて、懐かしい気持ちになりました。 でも、ちょっぴりさびしくも感じました。 時代の流れでしょうね・・・ おじいちゃんに叱られた子たちは、 また、未来の子どもたちをしっかりと叱ることが出来るでしょうか?
投稿日:2011/09/12
ぼくは、よその子でも悪いことをしていたら 「こらっ!」てすぐ怒るおじいちゃんが苦手。 よその子たちが、柿をとろうとしているのを見つけて 「こらっ!」って怒鳴ります。 でも、謝る子供たちに、おじいちゃんは 「わしも子供の頃にここの柿をとったことがあるんだ」って 自分が小さいころ、『かみなりじいさん』に怒られた話を してくれます。 悪いことをしたら、誰でもかまわず大きな声でしかる 「かみなりじいさん」 私が子供の頃には・・・まだいたような気がします。 いつも怖いかみなりじいさんが、元気がない。 それを子供たちは心配して、みんなであることをします。 いいなぁ、親以外にちゃんと「しかって」くれる人って。 最近では「あのおばさんが怒ってるから」とか 「うちの子は悪くないです!」とか、上手に子供をしかれない親が 増えてきているし、逆ギレする人までいるので、 なかなか「かみなりじいさん」は難しいです。 じいちゃんの昔話もじーんとくるけれど、 「かみなりじいさん」も、もういないんだなぁ〜としみじみ。 じいちゃんも昔は子供だったんだ。 当たり前だけど子供には、結構「へぇ〜」な事実ですね(笑)
投稿日:2010/12/18
30代の私の子供の頃よりもっと昔が舞台のお話です。 平屋の家が立ち並び、木の塀にチョークで落書きされていたり、悪いことをしたら「こらー!」と叱るかみなりじいさんがいたり・・・・ ランニングでわんぱくそうに遊ぶ子供たちが印象的ですが、いつも怒られているかみなりじいさんが静かだとみんなで心配します。 心優しい場面に触れて、気持ちが温かくなると共に、昔からの景色が変わっていくさまも描かれていて、私も郷愁を感じました。
投稿日:2010/12/15
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