手持ちであるもの、図書館で借りたもの、合わせてこちらのシリーズ10冊全て読みました。その中で、息子の1番のお気に入りが、この絵本です。
ミミーがクッキーをおばあちゃんに届けるお話なのですが、途中でミミーはクッキーをみんなに分けてあげます。そして、最後には…。
美味しいクッキーをみんなに分けてあげたい、お腹を空かせている人にもクッキーを分けてあげたい。でも、クッキーをあげるとおばあちゃんへ届けるクッキーがなくなってしまいます。おばあちゃんにもクッキーを届けたい。みんなミミーの本当の気持ちです。最後には、泣きながらおばあちゃんの所へ行くミミー。そんなミミーの優しい気持ちを理解して、むしろ嬉しいと言ってくれるおばあちゃんもまた、とっても優しい方ですね。この絵本を読んだ後は、何だかあったかい気持ちになります。