1つのたねから2つのたねが収穫でき、1つ食べたら1年何も食べなくても大丈夫という「ふしぎなたね」を、1つ食べて1つ埋めることを繰り返していた男が、ある年、2つとも埋めることに気がつき、年を重ねるごとにたくさんのたねが取れるようになったというおはなし。
この本は、長女が数を覚えたての4才の頃に購入しました。その時はどんどん増えていくたねを面白そうに見ていていただけでしたが、小学生になった今も、時々本棚から引っ張りだして読んでいます。だんだんとこの本の本当の面白さがわかってきたようです。
数学だけでなく、経済のこと、自然の摂理、人生のことを教えてくれる本で、大人も楽しめます。娘も、折に触れてこの本を開き、多くのことを感じてくれたらと思います。