寮美千子さんの願いのこもった文章と、東逸子さんの絵の神秘性に包まれて、祈りのような作品になっていると思います。
目先のもの、日常目にするものや感情を不思議に思わなくても、壮大な宇宙のことを考えてみなさいというのです。
宇宙の壮大さを考えたら、地球はなんとちっぽけな星なのでしょう。
私はなんとちっぽけな存在なのでしょう。
今という時間、自分の人生も瞬間なのかも知れません。
だからこそ大切な命、大切な地球だと感じさせられます。
そう考えたら、戦争や国境や民族差別など、なんと愚かな自己否定なのでしょう。
そんなことを語る荘厳な絵本です。
読んで、感じて、周りを見渡せば、目先のことしか感じられない愚かな人ばかりのような気がしてきます。