ねずみくんがしょんぼりしています。
どうして落ちこんでいるのかはわかりません。
お友だちが心配しています。
いろんなかたちで慰めようとしてくれました。
友だちがいっぱいいてうらやましいくらいなのに、ねずみくんの気持ちは晴れません。
この絵本は、そんなシチュエーションにとても大切なことを示唆してくれました。
オトナ社会でもよくあることですから。
ねずみくんは、じっと話を聞いて(聞いてくれなくてもいいのかもしれません)、共感してくれる友だちに心を開いたのです。
悲しみを癒せるのは、自分の心です。
善意を押し付けるのではなく、気持ちに寄り添うこと、側にいる安心感を伝えることが何よりも大切なのですね。
ねずみくんが立ち直るとき、言葉で通じ合うことも始まるでしょう。