『うみのいろのバケツ』の続編です。
山ぶどうを取りに来た野原で、さやかは、コンという男の子と出会います。
コンを手伝って、花やススキや山ぶどうでいっぱいのかごを森の家に届けると、
そこには黄色い服の女の人がいて、さやかはその人のお手伝いをします。
泉の水や雫、山ぶどうの汁を煮詰めた物に、すすきの筆を浸し、
鳥たちに渡すこと。
それがどうなるかが、ラストに描かれます。
秋の木の葉の、金色の世界がそれはそれは素敵です。
「きんいろのあめ」という表現も見事です。
秋を目と耳でじっくりと体感して欲しいです。
立原えりかさんのさわやかなファンタジーストーリーに、
永田萌さんの色彩が素敵なハーモニーです。