ゆき」 みんなの声

ゆき 作・絵:ユリ・シュルヴィッツ
訳:さくま ゆみこ
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1998年11月
ISBN:9784751519721
評価スコア 4.62
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みんなの声 総数 54
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54件見つかりました

  • 雪のわくわく感

    • あっとさん
    • 20代
    • せんせい
    • 東京都

    初めはちょっとずつ降り始めた雪が、どんどん積もって…。
    大人が降り始めの雪を馬鹿にするところから始まり、いつのまにか人形が踊りだす別世界になっていく様子が、まさに雪の日のわくわくにぴったり!雪の大好きな私にはたまりませんでした。絵もとてもきれいです。
    雪の日ってどうしてあんなに特別な気持ちになるんでしょうね?今年は暖かくてなかなか東京は雪が降りそうにありません。この本を読みながら、子どもたちは雪が降るのを楽しみにしているようです。雪が降ったら、またゆっくり読みたい絵本です。

    投稿日:2006/12/22

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  • ひとひらの雪からはじまる

    • 花ぶらんこさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子8歳

    ずっと暗い感じのグレー色に染まった空。
    そこへたったひとひらの雪が...。
    真っ先に見つけた男の子
    雪が降ってるの言葉に大人達は取り合ってくれない。
    子供はこんな発見の天才かもしれないです。
    そうそう、見抜いてるんですよ。
    男の子言うとおりになったでしょう?
    読みながらズンズンと降っていく雪は
    ワクワクしてきます。
    街へ繰り出し、屋根屋根に降り積もっていき
    グレーの空がやがて真っ白になり。
    そして楽しいゲストも登場です。
    娘がこのゲストに大喜びでした。
    純粋に雪を楽しめる絵本です。
    大人の風貌も又面白くて。

    投稿日:2007/01/06

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  • 雪が降る!

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    灰色の空より雪が降り始める瞬間から降り積もるまで、
    その描写が実に見事です。
    男の子の視点は大人にとっても懐かしい感情です。
    「わあーい」とばかりに飛び出す男の子。
    おやおや、不思議なお友達も仲間入りですよ。
    ゆき、ゆき、ゆき!
    自然の恵みを楽しんでください。

    投稿日:2005/12/08

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  • 雪景色へと移り変わるまでの美しさ

    どんよりと曇ったグレーの空が一面真っ白な雪景色へと生まれ変わるまでの間、「ゆき」に大人はうっとうしさやわずらわしさを感じますが、子供は楽しさや美しさを見いだします。とても感性豊かな作品だと思います。色使いも素敵です。文章もリズム感があって読みやすいと思います。

    投稿日:2005/12/05

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  • 雪空の色合いが絶妙!

    • ちうやかなさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子10歳、男の子7歳

    一昨年のクリスマスに上の子へ贈りました。
    寝る前にまだ3人で時々読みます。
    私は、雪が今にも降り出しそうな空の色あいが何とも好き。
    ちら・・・ちら・・・と舞い降りて来るときにはもう、
    子どもと犬はうきうき!
    大人は、みんなやれやれ・・・と肩を丸めて家の中へ。
    どんどん降ってくると、雪の白さでかえって少し明るくなってきます。
    そして雪がやんだ後の、まばゆい世界!
    ストーリーより、絵とイメージが素敵な絵本です。
    わがやでは昨日やっと雪が少し降ったので、
    子どもは早速外で走ったり雪投げしたり、おおはしゃぎ!
    今朝も「なんかわくわくする!」と言って出て行きました。
    いよいよ本当に冬になり、そうするともうすぐクリスマス、
    大晦日やお正月、雪で遊んだり、家族でお鍋囲んで・・・と、
    寒い季節ならではのあったかさが、わくわくさせるんでしょうね。
    この本は、そんな冬到来のイメージにピッタリだと思います。

    投稿日:2005/11/28

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  • うれしい気持ち

    雪が灰色の空からひとひらひとひら舞い落ちる。
    みんなどうってことない様子だけど、こどもは大喜び。
    うれしくってうれしくって・・・。
    うれしくって踊っていたら、一緒に素敵な人まで踊っていた。
    こどもが雪を喜ぶ気持ちが、ページをめくるたびに伝わってくる。
    寒い季節に読みたい絵本です。
    3歳の娘も大好きで、雪を探しては数えてみたり、まるで主人公の男の子にでもなったかのように、舞い降りる雪がどんどん増えてくるの楽しんでみていました。

    投稿日:2003/01/26

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  • ワクワクしました

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    自分も子どもの頃、雪が降りそうな時、こんな風に今か今かとワクワクしたものです

    上を向いていると、一片二片と雪が降りてくる様子が、まるで自分が空を飛んでいるような錯覚を起こして、楽しかったなぁ〜

    大人の思いとは別に、街並みが少しずつ雪に埋もれていく様子が、素敵です

    建物のオブジェまで一緒に踊りだすような、不思議な感覚が子どもにもおもしろいと思います

    投稿日:2011/09/03

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  • ゆきへの想いが伝わる作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    作者のユリ・シュルヴィッツ は、1935年ポーランド ワルシャワ生まれ。
    1959年アメリカに渡り創作活動を始めます。
    この作品は、1999年のコールデコット賞オナー賞受賞作品。
    他に、1969年「空とぶ船と世界1のバカ」でコルデコット賞、1980年の「
    たからもの」、2009年の「おとうさんのちず」で、コルデコット賞オナー賞を受賞しています。
    初版は1998年で、邦訳は1998年の作品。
    原題は、Snow。

    物語は、
    「そらは はいいろ
    やねも はいいろ
    まちじゅう どんより はいいろです」
    という書き出しで始まります。
    暗い町並みと、特徴のあり過ぎる大人たちが行き交います。
    一片の雪が舞った時、男の子は、「雪が降っているよ」と言うのに対して、大人達は、無関心。
    雪が降り出すと、子供だけが大喜びで、大人達は居なくなります。
    代わって登場するのが、マザーグースの本屋の外壁から飛び出したマザーグースのキャラクター。
    ハンプティ・ダンプティと老婆とガチョウが、子供の所に降り立ち、一緒に踊りだすのです。
    そして、雪で覆われた町は、鮮やかな青空に映えて真っ白。
    とても暗かった同じ町とは思えません。

    何処の国でも、大人にとって雪は厄介物なのに対して、子供にとっては、楽しいもの、嬉しいもの、わくわくするものなのでしょう。
    その雪が降る僅かな時間の出来事を、大人と子供の対照的な姿を通じて、象徴的に描いています。
    とても静かな作品ですが、ゆきに対する子供の想いが伝わってくる、共感し易い作品だと思います。

    投稿日:2011/08/24

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  • 雪ってすごいね

    薄暗い色合いから始まります。

    そこにひとひらの雪。

    この小さな雪にみんなの期待が高まります。

    でも小さい雪はすぐ溶けてなくなります。

    少しずつ増えていく雪。

    このまま降り積もれば街は明るくなります。

    そうなるとみんなも自然と明るくなります。

    ほら、表情が全然違うよ。

    雪ってすごいね。

    みんなの心を動かしたね。

    投稿日:2020/10/18

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  • はじめはひとひらの雪だけど

    ひとひらのゆきがふわっと舞い落ちる光景から始まっているお話です。
    ためらうように、はらりと舞い降りては溶けてゆく薄い雪片。
    期待を込めて見上げる子供たちと、たいして関心を示さない大人たち。
    大人たちは、ラジオやテレビのいう通りって感じですが、、。
    小さな雪は、少しづつ、少しづつ、、やってきます。
    ただ、少し降って消えてしまうように見えた雪は、いつの間にか
    街中を真っ白にするくらいになります。
    ちいさな力、ちいさなものの集まり、いろいろと考えてしまう絵本です。

    投稿日:2017/06/22

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