お風呂絵本は、なぜだかたくさんありますね。
そして、その多くは、お風呂は楽しいな、気持ちいいなという雰囲気を感じさせるものです。
ところがこのお風呂絵本は、ちょっと違う。
一人でお風呂に入るのはちょっと苦手と言う子が
ますます一人風呂を苦手にしてしまいそうな設定です。
現在小1の息子はまだ一人で風呂に入れませんが、
一人で入らないからこそ、この絵本を楽しんでいます。
3歳〜5歳くらいの頃、繰り返し繰り返し読みましたが、
6歳の現在も、時々読んでいます。
数あるお風呂絵本の中でも、息子がダントツ好きなお風呂絵本です。
一人でお風呂に入るのはちょっといやだなと思っている男の子が、
お風呂に入ると、おかしなことが次から次へと起こっていきます。
軽い恐怖体験が、次から次へと。
息つく暇もありません。
まさにナンセンスですが、
ナンセンス絵本のなかでも、秀逸だと思います。
この絵本を読んだあとは、
とにかくゆっくりのんびり風呂に入りたくなります。