宮西達也さんの作品には、よくおおかみが出てきますが、
この本のおおかみは、目がつりあがっていて人相が悪く、なんだか怖い雰囲気なんです!
そんな悪そうなおおかみ達が100匹、
「だっだっだっだっだっ だっどどどどどどど」
と地を轟かせながら、ぶたくんを追いかけ、取り囲む様子はすごい迫力です。
ぶたくんの命はもはや風前のともしびか?
と思ったら、おおかみ達はもっとたくさん食べたいという欲からぶたくんを逃すことにします。
ぶた君との一方的な約束を信じて、ただひたすら待ち続けるおおかみ達は、意外と純粋!いやただのマヌケ?
なんだか哀れにさえ思えてきてしまう最後に声をあげて笑ってしまいました。
裏表紙には、トホホなおおかみ君達とは対照的に無事に家に帰り着きぐっすりと寝ているぶたくんの姿が!
息子は読み終わるたびにこのぶたくんに「よかったねぇ、たべられなくて」と話しかけています。