「あめのもりのおくりもの」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

雷が鳴る大雨の中、ヤマネくんはアジサイを見つけに外へ飛び出しました。「これって、ぜったい、あぶないよね？」と子どもが心配そうに聞いてきました。どうなるのか、不安そうに見ていましたが、読み進めていくうちに雨が上がり、綺麗なアジサイの花畑と虹が広がった場面を見て「すご〜い！」と感激していました。梅雨の時期にぴったりです。

クマとヤマネはおともだち。
大雨、そして雷の日にあじさいを見に行こうとヤマネがクマを誘いますがクマは雷が怖いので断ります。
小さいヤマネが雷が平気で大きなクマが雷が苦手なのが外見イメージでちょっと意外でした。
クマは自分は怖いのにヤマネの身を案じて、ヤマネを探しに行くところが友情を感じてよかったです。
大雨の日に川や池等のそばに行くのは本当に危険だから止めましょうね。

このシリーズは，他の３冊はすべて親子で読んでいて，シリーズ最後にこちらの「あめのもりのおくりもの」を読みました。
雷をかっこいい〜という小さなヤマネくんと，雷を怖がる大きなくまさんの対比面白い絵本です！
大雨の雷の中にわざわざあじさいを見に行こうとするヤマネくんがどうかとも思いましたが，ヤマネくんとくまさんの友情が感じられる１冊です。
ラストのシーンのあじさいと虹に絵は本当に素敵でした！
梅雨時期に読みたい絵本ですね。

「クマさんとヤマネくん」の、子供の好きなシリーズです。
季節に合わせて読んできて、この作品で全て読んだことになりました。
今回は、雨やアジサイなどで季節を感じられましたね。
クマさんとヤマネくんの、お互いを思いやる優しさは、本当にすばらしいですね。
クマさんの優しさから起こる勇気も、かっこよかったです。

親子でお気に入りのクマさんとヤマネくんシリーズです。

怖がりのクマさんが大雨の中、ヤマネくんを懸命に探しに行く場面は大人でも心打たれるものがあります。

僕も雷が怖いからクマさんと同じだと微笑むわが子にも、クマさんのような誰かを思う心と勇気のある人になって欲しいと思いました。

雨の季節に暖かな気持ちになれる素敵な一冊です。