「あめのひのえんそく」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

遠足なのに雨・・雨の中を子どもたちを乗せたバスが走ります。
トンネルのところにちゃんと穴が開いていて、山を走る道路は
車でいっぱいです。
紅葉シーズンのいろは坂みたいに。
先日そんな場所に行った息子は喜んで読んでました。
もちろんトンネルにも喜んで。

いくつもの景色を経て、目的地のぶどう畑に着くころにはすっかり
雨があがってました。空には虹も・・！
この虹が出るしくみがまたすごい！
このしかけに一度目に読んだとき、私は気がついていませんでした。
息子に教えられてびっくり〜。
アイデア賞モノです。

ただひとつ物足りなかったのは文章がちょっと単調だったこと。
車好き男子のツボはしっかり押さえられているんですけどね♪

雨ですがバスにのって遠足に出かけます。走るにつれて、どんどん景色も変わっていって、雨の様子もどんどん変わっていきます。一部切り抜いたしかけ絵本でもあります。目的地はどこかな？晴れてよかったです。遠足の日に天気を気にするドキドキワクワクが感じられます。

雨の日のえんそくなんてガッカリなシチュエーションでお話が始まります。
雨はどんどん強くなるんですが、ページを捲るごとに自然の美しさにうっとりしました。雨の日だからこそ、自然が潤って見えるのでしょうか、その良さがこの絵本にあります。
そして最後にしかけ絵本のお楽しみが☆これも雨が降ってたからですよね☆
旅行、遠足…出来るだけ晴れてほしいと思いますが、雨の日なりの楽しみがあるんだなあと教えてくれた一冊でした！

待ちわびた遠足の朝は雨。
不安なままに、バスに揺られていると…。
素晴らしい仕掛けに、感動しました。
素晴らしい景色が繰り広げられていますが、どこまで行っても雨。
それが、晴れ上がったら、大きな虹が。
楽しい遠足に変わっていきました。

小児科の待合室にあって行く度に読んでます。2歳の時はまだバスの道を指でたどってただけで話はわからなかったけど、だんだん虹の仕掛けに気付くようになり、話の内容が気になるようになり、今では弟に読んであげるようになりました。