「くすのきだんちはゆきのなか」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

冬のくすのき団地も素敵だなぁ。そんな印象を受ける表紙です。
寒い冬に心があったまるくすのき団地のストーリー。

モグラの管理人もぐさん。やっぱりやさしくて温かい。
そこに住む住人達もみんなそれぞれ好きなことをしているけれど、いい仲間たち。

大工さんもいて、音楽家もいて、コックさんもいて、看護師さんもいて・・ここに住んでいたら安心ですね。

看護師さんのためにスキー板を作ってあげるさるの大工さんに
かけすの坊やのために雪だるまを作ってあげるモグ。
あったかいスープを作ってくるコックさん。

みんながみんなを思いやる気もちが伝わってきて、読み終わった後は優しい気もちになれる1冊です。

「くすのきだんち」の管理人・もぐの優しさが伝わる、とても素敵で心温まるお話でした。もぐのような管理人さんがいる「くすのきだんち」には、誰もが住んでみたくなると思います。
とても楽しく読ませていただきました。

くすのきだんちシリーズ、娘も私も大好きです。
特にこのゆきのなかはいいですね！
読んでいるだけで、まるで雪国に入り込んだように感じます。絵本の世界にすっと入れます。
管理人さんが住人のことを本当によく考えているのがわかります。そのやりとりがまた素敵なのです。

住人たち全員が思いやりのあるキャラクターで、癒されます。
誰かのちょっとした発言を覚えていて気を利かせたり、誰かのためを思って何かを用意してあげたり、こんな素敵な近所づきあいのあるところに私も住みたい！笑
私も、こんな事が自然と出来る人になりたい、我が子にもそうなってもらいたい。そう感じました。

『くすのきだんちのコンサート』を読んで、親子でくすのきだんちが好きになりました。シリーズで他にも本がたくさん出ていると知って、探して読んでいます。
こちらの絵本はこれからの寒い季節にピッタリの、心温まるおはなしでした。くすのきだんちに住む動物たちが、みんなで協力しあいながらお互いを思い合って暮らしている様子がよく分かります。
ますますくすのきだんちが好きになりました。

あったかくていいなあ、本当に私も娘もこんなところに住みたい
よねえって、ふたりで話しました。
誰かひとりがやさしいのではなく、住んでる人、みいんなあったかくて
みいんなそれぞれ（ここにすんでよかった！）って思えるのが
素敵ですよね（かえるさんはどうかわからないけれど、きっと
とうみんしながらそう思っていると思います）。
くすのきだんちの住民のように、私もご近所の人にも優しい
気持ちで接していたいなあと思いました。