「わがままいもうと」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

え〜？また〜？いもうとのわがままに付き合う優しいお兄ちゃんの方に気持ちを重ねて、びっくりし、もういや〜と言いながらお話しに入り込んでいました。
カゼをひいているからと、苦しがる妹の気持ちを考えて頑張るお兄ちゃんがとっても素敵。
こんなお兄ちゃんがいたらなぁ〜と思ってしまう絵本でした。

一人っ子の息子は妹が欲しいとよく言いますが、この本を読んだ直後
「なんでやねん！こんな妹はぜったい嫌や！」と言ってました、笑。
でも、この絵本自体は夢中で次々とページをめくって読んでました。
私はぐるぐるげりげりあたりからクスクス笑って聞いてました。
それにしても、本当に優しいお兄さんですね。こんだけわがままな妹に振り回されても嫌な顔一つせず、本当に妹が好きなんだなーと思います。
そんなお兄さんに、冷蔵庫と冷凍庫という便利な電化製品を教えてあげたいです、笑

いくら病気といえど、このわがままっぷりは、ちょっと･･･。私なら、「いいかげんにしろ〜」とゲンコツの１発くらい、くらわしたい気分です（怒）
でも、自分が妹の立場なら･･･。こんなお兄ちゃんいいな〜。どんなワガママでも聞いてくれる。これは、嬉しい♪女王様のようです（笑）でも、この本は、お兄ちゃん目線で描かれているので、伝わるのは大変さの方ですけど･･･。
感情というより、ありえないドタバタ感を楽しむ絵本かな♪

タイトルで我が家の兄妹にピッタリ。
兄として、妹として何か感じる物があるかなと思い手に取りました。
しかし、読んでいて子供達はゲラゲラ・キャーキャーと大笑い。
お兄ちゃんがお腹をこわして走るシーンの『ぐるぐる・ごろごろ・ピーピー』のフレーズにはまってしまったようです。
毎日のように読みましたがこのシーンになると二人でゲラゲラ。
上の息子はお腹をよじらせ笑っていました。
ちょっと親子で笑いたい！と思う時のお勧め一冊ですよ。

私自身　小さい頃から　すごくお兄ちゃんが欲しかったんです。
この絵本を読んで「やっぱりお兄ちゃん欲しかったよ〜〜」と思いましたね〜強く！
だってこのお兄ちゃんったら　妹のワガママさえも「かわいい♪」なんて言えるほど妹大好き！妹のためならなんのその！・・・なんですから。
すごく面白い展開なんだけど　妹思いのお兄ちゃんの優しさにジーンときてしまう絵本です。オススメします！！

妹のワガママ放題の挙句に
お兄ちゃんは最後　大変なことになってしまうんだけど
娘はこのおにいちゃんの可哀相な場面で大笑いしてしまうんです＾＾；
擬音がいっぱいで　語呂がいいのが楽しいんでしょうね。
村上さんのイラストがかわいく　シンプルにまとめられているのも
すごく素敵だなと思いました。