「ねぇ、しってる？」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

いせひでこさんの挿絵が気になって手に取りました。
下の子が生まれてお兄ちゃんになる男の子の、心の葛藤を描いた作品です。
お兄ちゃんになるというワクワクする気持ちと、お母さんを取られてしまうのではと思ってしまう不安な気持ち。それを自分で乗り越えて、上の子は成長するんですね。
上の子の気持ちに寄り添うことができたら、家族みなでハッピーになれると思います。これから二人めの子が誕生するご家族に、ぜひ読んでもらいたいと思いました。

おにいちゃんの気持ちが描かれた絵本。
あかちゃんが生まれると大なり小なり寂しさは感じるものなのかな？
生まれたてのあかちゃんのほうが大事なんだ…と思うかもしれませんが、おにいちゃんだって大事な子なんだよ。
姉である６歳児の頭をなでつつ、あなたも大事だよ、と絵本を読みながら伝えたら、やっぱり嬉しそうにしていました。親は思っているだけでなく、たまにはストレートに伝えてあげるのもいいですねー。
親子で幸せな気持ちになれました。

弟が生まれてきた後のお兄ちゃんの様子にほろりとしました。
兄弟がいる子ならだれでも通る道なのでしょうが、子どもにとっては大きな大きな変化ですよね。
そして「だいじっこ」という言葉。初めて聞きましたが、本当に素敵な言葉だなぁと。もっと早くに知っていたら娘に使えたのになぁ。でも今からでも遅くないですね。使ってみたいです。

もうすぐ私にも赤ちゃんが生まれます。子供にとっては初めての兄弟が出来るのですが、子供の気持ちがこの本を通じてなんだか分かってきたような気がしました。嬉しいような不安なような、分からないような、そして嫌なような気持ち、なんだと思います。それに赤ちゃんが生まれた時に子供がどう感じるのか、この本を読んでなんだか子供が感じるだろう気持ちが痛いほど伝わってきました。決して放っておくつもりではなくても、子供にとっては親を取られてしまうような気持ちになるんでしょうね。この本を子供にも読んであげるとなんだか今はまだ複雑そうな顔をして聞いていました。でもこれから本当に赤ちゃんが生まれてきたらきっといつか大切な兄弟として接してくれる日が来ると思いました。この本を参考に、私もしっかりと赤ちゃんが生まれてからも子供に対する態度を変えないように、今以上にしっかりと関わってあげるようにしようと思いました。本当にジーンと心に響く、そんな1冊でした。
これから赤ちゃんが生まれて上の子にとって初めての兄弟が出来るというお母さんやお子さんには何かしら心に響くものが有ると思うのでぜひ読んでみて欲しい1冊だと思いました。