はじめは、アリとキリギリス・・・?と思いながら、さらさら読んでみました。
途中から、ヒカリ・色・ことばと、フレデリックの独創的な世界が静かに広がって・・・
そして、それまでは一人クールに?皆に混じらず過ごしていたフレデリックは個人的にはあまりかわいく見えなかったのですが、なぜか最後の、頬を赤く染めて照れていたフレデリックは、初めてかわいい普通のねずみに見えました。
単純な話ですが、息子の幼稚園の子供たちを見ていて、ちょっと変わった子は色眼鏡でみてしまいがちですが、ふとした時に「あ、この子もうちの子と同じようにかわいい!」って思うのと同じかな?
それに気がついたときに、ようやくこの絵本の面白さが少しづつ私のココロにも近づいてくれたように思いました。
子供に説明するのはちょっと難しい。でも、もしかしたら説明はいらないかな? 私よりきっと、ココロがまだ素直な子供たちだから(笑)