そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)
世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!
都会のワニ(小学館集英社プロダクション)
都会に生きる孤独なワニの姿を通じて「自分の在り方」を問いかける“あなた”のための物語
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小学校二年生の教科書にも採用されている、あまりにも有名なモンゴルの民話。 私も小学校の頃に教科書で読んだ記憶はありましたが、今回初めて絵本で読んでみて、こんなにも悲しいお話だったのだなと知りました。 貧しい羊飼いの少年スーホが拾った一頭の白い馬。 大切に大切に育てていたのですが、とのさまの開く競馬の大会で一等になったのに、貧乏な羊飼いだからという理由で不当な扱いを受け、馬をとられ、最後には弓をうたれ、殺されてしまうのです。 最後に、スーホの夢に白い馬が出てきて骨や皮を使って楽器を作るように言われたことから、楽器を作り、この事から馬頭琴が生まれたとかかれていました。 殺されたままで終わるのではなく、楽器としてでもスーホと白い馬は近くにいることができたことに救われる結末でした。
投稿日:2020/12/01
ハンカチがなくては、とても読めません、悲しいお話で。 涙ながらにこどもに質問されたこと 1)スーホは、お姫さまと結婚したかったの? 2)殿様はなんで、約束をやぶるの? 3)白い馬はなんで、死ななきゃいけなかったの? 4)スーホはなんで、はだしなの? 残念ながらひとつもうまく答えられない私です。 貧乏が悪いわけじゃない、悪い殿様は他にもたくさんいる、 恨みをいだいて、馬頭琴を弾けるわけもない・・・。 ページを開いた瞬間からこどもは、広い広い大草原の絵に息をのんでいました。 大きな虹、暗い闇、厳しい自然の音、 一等賞になる白い馬とスーホの、胸もスカッとするような草原の絵、 天に召される白い馬を薄墨の、風だけが包み込む部屋、 夜のとばりに、しずかに集まる人々とその天空・・・。 それに比べると、人間の波風の強いストーリーが読む人、聴く人のこころに いや〜な不協和音を持ち込むのです。 殿様のいじわるから生まれた、悲しい悔しい切ない馬頭琴なら、きっといつまでも耳をふさいで、聞きたくはないでしょう。でも、聞き入る人はたくさんいる。 分からないことだらけで切ないです。 大きな大きな宿題を、こどもにもらった気がします。 ただひとつだけ、奥付の靴の絵は、赤羽さんの、スーホへの心づくしなのかな。 偉大な絵本に、感謝。
投稿日:2013/10/25
今まで何回か、映画やアニメなどで『スーホの白い馬』を見る機会がありましたが、この『スーホの白い馬』が一番ストーリーも淡々として分りやすく、絵からモンゴルという異国の地に思いが馳せられる本はないような気がします。 しいて言えば、楽器:馬頭琴の絵もどこかで描いてくれていたら、うちの息子のように実物を見たことの無い子供達には、より分りやすかったかなと思います。 よく知られた話ですが、とてもお薦めです! 是非、ページを広げて見てください。そこにモンゴルが広がっていますよ!
投稿日:2012/05/20
以前から気になっていた絵本でした。 2年生の教科書に乗っているという事で、そろそろいいかな〜と読んでみました。 モンゴルの伝統楽器、馬頭琴の由来にまつわるお話。 とっても悲しいお話ではありますが、白馬は馬頭琴に生まれ変わり、スーホと一緒にいられる。 とっても奥の深い、いいお話でした。 4歳の娘は、ただ「悲しい〜から嫌だ。」と、まだまだこの話の良さは難しですね。 1年生の終わりから、2年生あたりが、いいタイミングかな〜と思います。 ぜひ、この馬頭琴の音色も聞いてみたいです。
投稿日:2012/02/26
モンゴルという、こどもには馴染みのない国を知る意味でも、馬頭琴という楽器を知る意味でも、大変有意義な作品です。国語の教科書にも長年掲載されている名作中の名作なので、知っている人もきっと多いと思いますが、絵本でじっくり絵も楽しみながら読みたい作品です。この作品と出会った後で、楽器博物館で馬頭琴を手にした娘は、猛烈にこの楽器にはまっていました。絵本の力はすごいです。
投稿日:2011/12/20
自分が小学生の頃に教科書に載っていた作品ですが、印象深かったのでしょうね、絵も内容も鮮明に記憶していて、私自身驚きました。 たくさんの矢が刺さったまま、血を流してスーホのところに駆けてきた白馬の姿。 弱りきった白馬にしがみついて抱くスーホの姿。 当時感じた深い悲しみと一緒に蘇ってきました。 やはり名作ですね。 いつか息子に馬頭琴の音色を聞かせてあげたいです。
投稿日:2010/11/24
私が小学2年生の時に国語の教科書に載っていた話です。 子供ながらに理不尽な「白い馬の死」に悲しみを感じたのを今でも覚えています。 月日は流れ、自分の子供がこの本とであった年齢になりました。 息子の使う教科書では掲載されていないようでしたが、ぜひ読んでもらいたいと思う本なので購入しました。 白い馬の死に悲しみ、そしてその悲しみを乗り越えるスーホの姿に再び涙してしまいました。 小学校の読み聞かせにも使いました。 わくわくするような話ではないので教室が静まり返ってしまいます。白い馬が殺されるシーンでは食い入るように聞いてくれました。 でも、集中してくれる雰囲気になっていないと読み聞かせには厳しいかもしれません。 ただ、悲しみだけで終わる話ではないので読み聞かせ自体は問題ないのかなと思います。一緒に読む本の順番などは考えたほうがよさそうです。 -------------- 読み聞かせに使った学年:2・3年 その時の子供の反応:★★★☆☆ 所要時間:〜10分
投稿日:2010/11/07
モリンホール(馬頭琴)の由来にまつわる物語です。 内モンゴル自治区のシリンゴル盟を中心に語られてきた民話です。 日本の国語の教材にも用いられていますので、ご存知の方も多いかと思いますが、6〜8歳のこどもたちが、登人物の心情を慮って読みとる作品としては、本当に秀作であると思います。 スーホと子馬の時から可愛がられた白馬の心の交流。 いかんともしがたい権力により、引き裂かれた両者。 大切な友を失った悲しみは忘れられない事だと思います。 その思いをくみ取れるこどもたちは、きっと心の内に動きがあることでしょう。 白馬が夢に出てきて願うこと、これがまた泣かせます。 これからは片時も離れずにいられる幸せ。 これ以降、モリンホールがモンゴルの地で普及したといわれます。 愛された馬たちが、皆モリンホールに姿を変え飼い主のそばに置かれているのだと思うと、その見かたもかわってきます。
投稿日:2010/01/26
スーホが大切にしていた白い馬を王様がほしがります。 王様の手元にいった白い馬ですが、言うことを聞きません。 怒った王様は矢を放ちます。ぼろぼろになって帰ってきた白い馬を スーホは馬頭琴にしてずっと手元においておきます。 草原を走る馬・王が絶対・馬頭琴・・モンゴル民族の特徴が随所に現れてます。 スーホの優しい気持ちには、何度読んでも心打たれます。 民話独特の残酷さはありますが、再読したい作品です。 小1の子供は、しんみりと聞いていました。
投稿日:2008/10/16
寝る前の読み聞かせに手に取った絵本でした。 悲しいお話だよ、と前置きして読み聞かせました。 二人で泣きながら読みました。 悲しみを乗り越えようと、馬頭琴を作り上げるスーホの気持ちを考えるとたまらない気持になります。 2年生の教科書に掲載されていますが、絵本でじっくり味わいたいお話です。
投稿日:2008/09/19
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