昨年の田植えの頃に小学校のおはなし会で読みました。
あいにくいつも使っている図書室が開いていなくて、
おはなし会無理かな、とも思ったのですが、
どうしても読んであげたくて、1年生の教室前の廊下で
臨時ライブ(!?)した思い出の作品です。
そんな環境でも、子どもたちはしっかりと聞いてくれました。
今回の主人公は、なんとおむすびさん。
しかも田植えをするというではありませんか。
お手伝いの面々も、しゃけ、たらこ、おかか、うめぼし、こんぶ・・・。
そして、昔ながらの手植えの田植えの光景が繰り広げられます。
みんなでお互い助け合う姿がとてもいいですね。
この小学校の通学路には田んぼがあって、日々その姿を目にすることが出来ます。
おまけに、田植えや稲刈りの時は、近所の農家の方が、
12年生を見学に招待してくれるのです。
それだけに、リアリティもあってよかったです。
最近体調を崩すことが多く、食生活にも気を使っていますが、
やはり日本人の食の基本はご飯だと痛感します。
田植えなどで苦労して育ててもらったお米、大切に食べたいものです。
ご飯食の大切さを知る食育絵本としてもお薦めですね。
このおむすびさん、どことなくかがくいさんに似ているような気がします。
数日前訃報に接したばかり。
とても残念でなりません。合掌。