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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

はなさかじいさん」 7歳のお子さんに読んだ みんなの声

はなさかじいさん 文:石崎 洋司
絵:松成 真理子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2012年02月23日
ISBN:9784061325005
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,190
みんなの声 総数 47
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7歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • シロの魂

    まず表紙がいいです。満開の桜のピンク色が鮮やかで、花を咲かせているおじいさんの表情もいい。

    お話は、ちょっとせつなくなるような内容です。
    シロが小さい頃からまるで我が子のように可愛がってくれたおじいさん、おばあさんに恩返しをしようと、大判小判のありかを教えます。
    その時のシロのしっぽを振って嬉しそうな顔!

    それを隣のじいさんとばあさんが無理にシロを連れだし、同じことをさせますが、出てきたものは蛇やムカデや蛙・・・シロは無残にも殺されてしまいます。

    でも、シロのおじいさん、おばあさんを思う気持ちは、たとえ臼になっても灰になっても消えることはなく、おじいさんおばあさんに幸せをもたらします。
    そのシロの魂が、最後に美しい桜となってあらわれているようでした。

    松成さんの描く挿絵は、とにかく風景が美しい。そして人物や犬の表情も穏やかで、読みながら安心感があります。
    それはおまけの「みるなのくら」も同じで、たった3ページのお話なのに、最後の月夜の美しいこと。出来たら12の蔵も1ページずつ見たかったな・・と思いました。

    投稿日:2012/12/12

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  • かなしいけど・・

    7歳息子に初めて読みました。
    これまで昔話絵本は、特にかりて読んだりしてこなかったため、家にあるものとか、ちょっと目に付いたものとかしか読んでいなくて。
    なので、単にお話だけ聞かせたりしていました。
    7歳長男は、学校で途中まで読んだけど、続きを知りませんでした。

    読み終わってからの息子の感想
    『シロのところ悲しかったね、最後まで読んで、よかった』
    聞いてみると、途中までというのは、シロが欲張り爺さんに連れて行かれたところまでだったそうで、シロが死んでしまう事も衝撃だったけど、最後はシロが花になった・・。
    この鮮やかな最後に安心したようでした。

    自分だけが知っている昔話を、私の語りだけではなく、絵本を通してきちんと子供にも伝えなくては。と思いいたったイベントになりました。
    ありがとうございました。

    投稿日:2012/03/28

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