いもとさんが書くイラストの中でも一番好きなねこちゃんが主役のお話でした。
ひまわりの種を一生懸命世話をして、どんどん大きくなるひまわりに喜んでいく姿はまさに自分の息子を見ているようでした。
少しでも大きくなれば喜んで悲しんで、、、と一喜一憂しながら育てた思い出があります。
こちらの絵本ではきれいに咲いたひまわりでは終わらず、だんだん枯れてだんだんみんなに見向きもされなくなる寂しい場面まで描かれます。
それでも最後はなんと素敵な解釈なんでしょう!
枯れてうなだれているように見えるひまわりを
「育ててくれてありがとう。見てくれてありがとう。」とおじぎをしているよ、と教えてくれたくまのおじいさん。
最後はたくさんの小さなひまわりの芽。
素敵なお話がいもとさんの可愛らしいイラストで最高の1冊となっていますね。