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いのちの花」 大人が読んだ みんなの声

いのちの花 作:そのだひさこ
絵:丸木 俊
出版社:解放出版社
税込価格:\2,200
発行日:2003年
ISBN:9784759222302
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,043
みんなの声 総数 7
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  • 迷う

    先に一人で読んであまりにもむごたらしくて、とても悲しくなってしまい、息子が「あっこれ読んでない」と言ったのですが

    「これはちょっと怖いよ」と言って薦めることはできませんでした。

    戦争ものについては、もうこの年齢からならと思い読み聞かせをしましたが、

    犠牲を強いる人の心の悲しさを、子どもにストレートに伝えてしまっていいのかなと、親として逡巡してしまいました。

    子どもには美しい世界を知って大きくなってほしいという願いがあります。

    でも、その一方で知らなくてはいけない現実もある。

    その辺が親としてどうしても消化しきれないものがあるのを自分の中で感じました。

    すごい絵本だと思う反面、子どもにはいつから読ませていいのかと思いました。

    投稿日:2011/08/27

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  • 強く儚いイラスト

    一度読んでもらった記憶があり存在は知っていたけれど、すこし重いお話なので、なかなか自分では手にできなかった作品です。でもやっぱりじっくり読みたいと思い、手に取りました。
    部落差別を描いた作品。見に覚えのない罪をきて、村を救うために処刑された五人の若者のお話です。
    シンプルな文章が、胸に訴えかけてきます。強くて儚いイラストから、差別された人たちの苦悩や悔しさを感じ、じーんとしました。

    投稿日:2023/04/19

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  • 村を救う門出

    村を救う5人の若者の親の気持ちを考えると、「村を救う門出」だからと喜んで送りだすのをどんな思いでいたのだろうと考えただけでも身震いしてしまう私です。その若者のお陰で村は救われ、今も、「命はこの村でずーっと生きた」わけだけれど、我が子だったら絶対に嫌だと思ってしまいます。たった一つの命なのだからと思ってしまう私がいます。
    自分勝手だと思いますが、どうしようもない私がいます。誰もが我が子を犠牲にしたくないと思っているに違いないと思いました。命を助けられた狐の話にも我が子から去っていく母親の気持ちを考えると切なくて悲しくて泣けてきました。

    投稿日:2011/02/19

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  • いのちの花の絵本の表紙は、丸木俊さんの、母と赤子の絵で、そのすばらしさに惹かれて読みました。
    ひがん花の咲く お彼岸に  おじいさんが 子供たちに語るのです。

    「五人衆の 最後に語った言葉  「泣かぬは  泣くに  いやまさる」

    昔の 部落は、差別されていた 歴史で学んでいるのですが、江戸時代の 士農工商 えた ひにん
     
    何の罪もないのに 犯人はおまえたちの 村のものだと 呼び出されて

    何で俺たちが 犯人にされんといかんとや 今まで一度も 人間扱いされたことがなかった 村人たちの 苦しみ!

    誰でも 殺されるのは 怖いし  「ぜったいに あのひとだけは・・・・

    このときの 女の人の肝のちぎれる思い ・・・・

    丸木さんの絵は、その悲しさを実に私につたえてくれます。

    五人衆は、若いのに 犠牲になって名乗り出るのです。

    何という勇気!

     涙を流し 悲しみをこらえる姿が何とも悲しくて  これは昔の実話でありますから 

    人が人を殺す  戦争はまさにそれを手柄にしていたのですが・・・ 

    「俺たちゃ 人間の腹から生まれた・・・・ 」

    彼岸花の咲く頃に  悲しい悲しい 5人衆の花が 咲いたのです。

    こんな歴史があったことを 私たちは 語り継いでいかなければならないと思いました。

    今私たちは こんな悲しいことが起こらないように 戦争を起こしてはならないと おもいました。 

    この絵本は 丸木さんとそのだひさこさんの 共同のえほんですね!

    投稿日:2009/10/06

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