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だいこんどのむかし」 大人が読んだ みんなの声

だいこんどのむかし 作:渡辺節子
絵:二俣 英五郎
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,595
発行日:1992年
ISBN:9784593562015
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,728
みんなの声 総数 20
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  • 擬態語の独特で楽しいこと

     ストーリーテリングを勉強している私にとって、チャレンジしてみたくなる作品でした。
     昔話は、原体験を思い起こさせてくれような、そこはかとない郷愁をよび起させてくれるような、なんとも感慨深いものが多いですね。
     祖父母が語ってくれた昔話が、懐かしく思い出されます。

     さて、こちらの作品は、ある村でたくさん種まきをしたのに芽が出たのは、たったひとつの大根だけ。
     ひとつでも良かったと、村中で大事に育てて、大根はずーんと大きくなって、村人みんなで引っこ抜こうとしてもびくともしない。
     ゆきおろしさま(雷)を大根おろしさまと間違え、めくめくと泣き出しもの言う大根。
     村人は、食べちゃならねえとそのままにしておいた。
     このあと村は、だいこんどのおかげでたくさん災難を逃れてきたのに、村人は気づかず、・・・。

     ハッピーエンドストーリーに慣れている親子には、拍子抜けの結末かもしれませんが、きちんと教訓があります。

     それにしても、この作品出てくる擬態語の独特で楽しいこと。
     “だいこんは、おが おが おが おが そだってなぁ・・・”
     一度読んだら忘れられませんね。
      
     大きな声で読み直しました。

    投稿日:2013/04/15

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  • この後、「大根どの」はどこへ?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子12歳、

    表紙絵を見て図書館で借りてきたので、もっと村人たちに愛される楽しい「大きな大根」の話かと思ってました。
    最後は「えーっ!?何この教訓的な終わり方?」という感じでした。
    これはこれでお話としてはOKなんですが、個人的な希望としては「大根どの」にもう一度村に帰ってきてほしかったです。

    二俣英五郎さんのほのぼのした「大根どの」や村人たちが、お話の雰囲気にとてもあっていました。
    この後、「大根どの」はどこへ行ったのでしょうか?
    先が気になります。
    1984年初版ですのでとても古い作品ですが、遠目も利くしストーリーもはっきりしていてわかりやすいです。
    小学校低学年くらいから高学年くらいのお子さんたちにお薦めします。

    投稿日:2012/05/29

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  • 「めくめくめく」泣く大根殿

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子20歳

    あっ!二俣さんの絵だ!!
    と、すぐにお借りしてきました。
    なんとも昔話にぴったりな絵なんでしょう。
    表紙の目と眉毛のように見える
    表情だけでも、大根殿と言われて大切にされているのかな
    と、読んでいくと・・・

    本当に、人間は今も昔も変わりません。
    どうして、都合のいいように
    ありがたさも忘れてしまうのでしょうね・・・

    立ち去っていく後姿の大根殿の哀愁が
    たまりません・・・

    「東北に残った大阪の昔」を参考資料とのこと
    日本の民話は、なんともいいです!!

    投稿日:2012/03/08

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  • 村の守り神のだいこんどの〜

    日本の山形のむかしばなし 「だいこんどののむかし」

    農民たちの暮らしぶりがよくわかる お話でした。 だいこんの種を蒔いたのに たった一つしか芽がでません「こりゃあ あおもの ききんだ」 この言葉に 農民たちの 暮らしの大変さが分かります。

    一つの芽のだいこんをみんなで大事に世話したので 大きな大きな大根に育つのです(おおきながぶ のお話とは またちがうんです)
    本当に 村人たちは おおきなだいこんを引き抜くのに 大勢で工夫します。(日本の昔話の良さを感じました!)

    冬 ゆきおろしの 風がふぃいて  だいこんは 大根おろしにされてしまうとおもうくだりは おもしろい!
    村人も 大根を抜かず 「たべちゃなんねっ  だいじに しとくことにした」
    おかげで だいこんは 村人たちの暮らしを見守り 村人も おおぐらいのだいこんどのに こやしをあげていたのですが・・・・
    だんだん めんどうくだくなり 「でていってくれ」というのです
    せっかく大事にしてたのに  「くちゃね くちゃねの やくたたず」
     なんと だいこんどのは 出ていった
    二俣の 足のだいこんどの(こんなだいこん 見たこと有るので 何だか親しみわきますね)
    とは 村人も変わってしまった。(いやな予感が・・・)

    やっぱり  村は 嵐や 大雪に 困るのです
    「かえってきてくれ」 といっても 遅かりしゆらのすけですな〜

    日本の昔話の おもしろさと同時に  人間へのメッセージが込められているのですね!

    投稿日:2011/09/26

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