7歳の娘も3歳の息子も「おさかな」さんは大好きで、水族館も大好き。
ダイビングをするパパの影響で、娘は2歳の頃から魚図鑑を良く見ていろんなサカナの名を覚えるほど。
弟も今、それを追って海の生きものであればなんでも大好き。
そんな2人は純粋に、海の底の世界をこの絵本で思う存分味わっています。
じっさいには子ども達には潜れない海の中、非日常=ファンタジーの世界ですよね。
みなさん「キラキラが綺麗」とおっしゃっていますが、熱帯魚の色の鮮やかさは本当に美しいもので、海の底に棲む神秘的な生き物の美しさを象徴して、このキラキラは意味を持つ気がしています。
絵本の中でたっぷり味わえる海の世界。
フィスターさんのインタビュー記事を見て、スイスには海がないとか、特にダイビングもされるように書いていなかったので、ひとえに美しいものを絵で伝える才能をお持ちなのだと思いました。
ちょうど今クリスマス絵本を色々みていて、フィスターさんのWake Up Santa Clause!(『はやくおきてよサンタさん』)を手にしたのですが、やはり非日常であるサンタの住む雪の銀世界もなんとも幻想的でした。
絵本を通じてこそ味わえる世界の醍醐味を、余すとこなく発揮される作家さんなのだと、改めて思いました。
もちろん、「みなでわかちあう」という内容も、美しいうろこがより前面に散らばって美しい絵で表現されて相乗効果で伝わり、フィスターさんが色んなところにテーマのインスピレーションを得られているように、普遍的な内容だと思います。
でも、「絵」本、という限り、まずは「絵」で伝わってくる世界観を、特にこのシリーズはよく表しているのではないかと思いました。