1988年のこどものとも(年中向き)9月号の作品です。
動物も、物も、人間も、見る角度によって
違う特徴に気付くものなのだと、あらためて気付かされます。
ちんちん電車に「千代の富士」と書かれた
浴衣姿のお相撲さんがいるところに少し時代を感じます。
角度を変えても同じ姿の「卵」に思わず笑ってしまいました。
同じタイトルで、違う作者の作品があるようなので
読んでみたくなりました。
表紙と裏表紙がつながっていつつ、裏表紙が表紙の反対絵になっていて
作者名まで反転して書かれているところに、作者のユニークさが垣間見られます。