絵はいとうひろしさんなので、はっきりしていてわかりやすく遠目もききます。内容は富安陽子さんらしい親しみのある温かい内容でした。
そう、誰にだって、子どもの時代はあったのです。
子ども時代にもその人の将来の片鱗が見え隠れする作りがまた良かったです。「3げん となりの おじいちゃん」は3代変化を見せてくれます。
低学年のお子さんたちでもわかるように描かれていますが、私はむしろ、この絵本は高学年や中高生に読みたいと思いました。
進路に悩む子どもたちに、「ぼちぼちいこか」と一緒に紹介してはいかがでしょうか?